寺町育ち | はくもくれんのブログ

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美味しい物とわんこ、日常の些細な出来事について、ばちぼち更新_φ( ̄ー ̄ )
たまーに、レシピあります!

お盆で11日から帰省中の福岡

ずーっと暑くてカンカン照りで、夕方は雷


今朝は台風15号上陸か⁉︎  って身構えていたけれど

風もなく、通り雨程度でスルー、蒸し暑い曇り空


さて、今年も霊具膳コンプリートしました。

食材、出汁、調味料にいたるまで

動物性のものは使わずに作る、仏様の御膳。

13日、お迎えのご馳走は


アスパラごはん
えのき、椎茸、茗荷、オクラのお吸い物
飛竜頭と玉こんにゃくの煮物
冷奴、だしと南高梅添え

野菜の天ぷらは

舞茸、人参、オクラ、茗荷、ゴーヤ、
そして、トウモロコシと枝豆のかき揚げ


果物やお酒などと一緒に、お供えします。


お供えする野菜や果物、お花などは

庭で採れたものが一番良いらしいけど

今年は酷暑で父の家庭菜園も奮わず

ミニトマトだけ、庭から。


14日は


梅干しごはん
里芋のお味噌汁
ゴーヤーちゃんぷるー
めかぶ

夏野菜の天ぷらは
茄子、蓮子、アスパラガス、玉ねぎ、茗荷
そして蒟蒻

この日、やっとキュウリ1本収穫あり (≧▽≦)

めかぶに添えた檸檬とキュウリは庭から。


ゴーヤーちゃんぷるーを霊具膳に使うのは初めて。

なーんか、「和食じゃなきゃダメ」みたいな、固定観念から抜け出せずにいたけど

「そうか!ゴーヤーちゃんぷるーがあるじゃん!」

て感じで。

同様に、「おつゆはお吸い物じゃなきゃダメ」みたいな

よくわからん縛りに勝手に縛られていたけど

「いーや、お味噌汁だって食べたいはず!」

と思い直しまして。

具が「里芋」ってのは、母が好きだったから。

里芋のお味噌汁とか、里芋のおでんとか。


で、本日最終日、15日は


お素麺、焼きナス添え
お稲荷さん、茗荷の甘酢漬け
蓮根まんじゅう


15日の主食は、お素麺と決まっていて

何故かは知らないけれど、

寺町育ちの母が、ずっとそうしていたので

私が作るようになってからも、送り火の日の御膳は、お素麺です。

お稲荷さんは、仏様がお土産に持って行けるように。

甘辛く煮た蒟蒻と干し椎茸を刻んで、酢飯に混ぜ込んでいます。

酢飯ならば、暑い日も悪くならないし

ホオズキの舟で河を渡りながら頬張っても大丈夫


蓮根まんじゅうは、今朝作り始めてから、片栗粉が無いことに気付く…

もう、蓮根をすりおろしちゃった後で。

「まぁー、小麦粉でも良かろうたい!」と

片栗粉 → 変更 → 小麦粉でやってみたら

これがなんと、めちゃウマイ (´0ノ`*)

味付けは、ごくごく軽く塩のみ

茹でた枝豆と、生のコーンを混ぜ込んだら

コーンの甘みが生きて、焼きたてならそのままで香ばしおいち〜

ケチャップを添えてもイケます。


霊具膳を作っていると

普段使っている、鰹出汁や鶏ガラ、オイスターソースをやナンプラーが使えないって

なかなか難しいなーと思うけど

「和食、和食!」って思い込まずに目先を変えれば

ハーブ、にんにく、トマトソース、カレー粉、スイートチリソース…

まだまだ使えるものはたっくさんあるんだなと、気づきました。

斬新すぎると仏様もびっくりなさるので

少しずつ、新しい霊具膳、更新していこうと思っています。


オマケ

13日の夜は恒例、親族の食事会。

「五福」の中華料理のデザートは


白桃のゼリー。

上に乗ってる、美しい緑色の実はなんと

若桃 !


こんなに小さいのに、しっかり桃の味が!

美味しかったです。

ごちそう様でした。