ずーっと暑くてカンカン照りで、夕方は雷
今朝は台風15号上陸か⁉︎ って身構えていたけれど
風もなく、通り雨程度でスルー、蒸し暑い曇り空
さて、今年も霊具膳コンプリートしました。
食材、出汁、調味料にいたるまで
動物性のものは使わずに作る、仏様の御膳。
13日、お迎えのご馳走は
えのき、椎茸、茗荷、オクラのお吸い物
飛竜頭と玉こんにゃくの煮物
冷奴、だしと南高梅添え
野菜の天ぷらは
舞茸、人参、オクラ、茗荷、ゴーヤ、
そして、トウモロコシと枝豆のかき揚げ
果物やお酒などと一緒に、お供えします。
庭で採れたものが一番良いらしいけど
今年は酷暑で父の家庭菜園も奮わず
ミニトマトだけ、庭から。
14日は
里芋のお味噌汁
ゴーヤーちゃんぷるー
めかぶ
夏野菜の天ぷらは
茄子、蓮子、アスパラガス、玉ねぎ、茗荷
そして蒟蒻
この日、やっとキュウリ1本収穫あり (≧▽≦)
めかぶに添えた檸檬とキュウリは庭から。
ゴーヤーちゃんぷるーを霊具膳に使うのは初めて。
なーんか、「和食じゃなきゃダメ」みたいな、固定観念から抜け出せずにいたけど
「そうか!ゴーヤーちゃんぷるーがあるじゃん!」
て感じで。
同様に、「おつゆはお吸い物じゃなきゃダメ」みたいな
よくわからん縛りに勝手に縛られていたけど
「いーや、お味噌汁だって食べたいはず!」
と思い直しまして。
具が「里芋」ってのは、母が好きだったから。
里芋のお味噌汁とか、里芋のおでんとか。
で、本日最終日、15日は
お稲荷さん、茗荷の甘酢漬け
蓮根まんじゅう
15日の主食は、お素麺と決まっていて
何故かは知らないけれど、
寺町育ちの母が、ずっとそうしていたので
私が作るようになってからも、送り火の日の御膳は、お素麺です。
お稲荷さんは、仏様がお土産に持って行けるように。
甘辛く煮た蒟蒻と干し椎茸を刻んで、酢飯に混ぜ込んでいます。
酢飯ならば、暑い日も悪くならないし
ホオズキの舟で河を渡りながら頬張っても大丈夫
蓮根まんじゅうは、今朝作り始めてから、片栗粉が無いことに気付く…
もう、蓮根をすりおろしちゃった後で。
「まぁー、小麦粉でも良かろうたい!」と
片栗粉 → 変更 → 小麦粉でやってみたら
これがなんと、めちゃウマイ (´0ノ`*)
味付けは、ごくごく軽く塩のみ
茹でた枝豆と、生のコーンを混ぜ込んだら
コーンの甘みが生きて、焼きたてならそのままで香ばしおいち〜
ケチャップを添えてもイケます。
霊具膳を作っていると
普段使っている、鰹出汁や鶏ガラ、オイスターソースをやナンプラーが使えないって
なかなか難しいなーと思うけど
「和食、和食!」って思い込まずに目先を変えれば
ハーブ、にんにく、トマトソース、カレー粉、スイートチリソース…
まだまだ使えるものはたっくさんあるんだなと、気づきました。
斬新すぎると仏様もびっくりなさるので
少しずつ、新しい霊具膳、更新していこうと思っています。
オマケ
13日の夜は恒例、親族の食事会。
「五福」の中華料理のデザートは
上に乗ってる、美しい緑色の実はなんと
若桃 !
美味しかったです。
ごちそう様でした。