こんにちは。
ISAスクラップブッキング協会1級インストラクターの石井景子です。
こちらは2013年の記事の再アップです。最近になってまた、とてもお問い合わせが多いのであげておきます。ご紹介しているペーパーは当時のものなので現在は販売されていません。
今回は、スクラップブッキングのペーパーの厚みを比較してみました。
スクラップブッキングのペーパー等をネットショップで購入したことのある方ならきっと誰もが経験していると思うのですが、ネット上で見るのと、届いて現物を見たときの印象が違った~というのはよくありますよね(ノ_-。)
デザインは画面上で見ることが出来ても、質感と厚みに関しては特に分かりづらいかと思います。
そこで、今回ペーパーの厚みを調べてみました。
まず、その前に・・・
紙の厚みは、重さが単位になっているそうです。
印刷業界で、用紙重量をあらわす単位として『連量(kg)』があります。『連』とは、一定のサイズに作られた紙1000枚(板紙なら100枚)のことです。
こちらのサイトではとても詳しく記載されていました→ 竹尾 TAKEO paper 9000種の紙が買えるWeb store
簡単に言うと一定の大きさの紙を、1000枚まとめて、それを量るときの重さが「厚みの単位」となるそうです。
さて。
前置きが長くなりましたが、スクラップブッキングメーカー各社のペーパーをこんな風に量ってみました。
料理用のスケールの上にプラスチックのティッシュケースを逆さにして、、、
この上に、ペーパーを乗せて量りました。
(スケールは0設定にしたのでこの時点でケースの重さはカウントされていません)
ご覧のとおりとても精巧とは言えませんので^^;、その点はご了承ください。
あくまで参考程度という感じでお願いします。
ではまず、定番のBazzill です。
Bazzill Basics Paper 【20・0g】
カラーは黒(ラベン)です。しっかりした頼りがいのある厚みです。
バジルを基準にすると分かりやすいかもしれません。
続いて、重い順にどんどんいきます~!
Cosmo Cricket 【20・5g】
Webster's pages と crate paper 【20・0g】
新メーカー☆docraft 【18・5g】
Pink Paislee と My Little Shoebox と
Glitz Design と Studio Calico
【17・0g】
Bo Bonny と Echo Park Paperと
October Afternoon と Basic Gray
【16・5g】
Fancy Pants 【16・0g】
Kaiser Craft 【14・0g】
7gypsies 【11・0g】
以上、こんな結果になりました。
数値でなく個人的な感想としては、
20・0gのWEBSTER'S PAGESやCrate Paperは確かに重さに見合っていてしっかりしているな~と感じます。
17・0gのMy Little Shoeboxは、実際はもう少しペラっとした感触です。同じ17・0のPink Paisleeのほうがしっかっりとした感じに思えます。
16・5gのBo Bonnyはもっと重いかと思いました。よく使うペーパーなのですが、しっかりした印象だったので意外でした。
その他のペーパーは重さ相応で納得。といった感じです。
上に記載した富士ゼロックスさんのHPにもありましたが、紙にとって「湿度」はかなり重要だそうです。保管状態によっても重さは変わるかもしれません。
もし、今後初めてスクラップブッキングのペーパーをネットショップで買うよ!という方がいらっしゃいましたら、
「20・0gくらいのメーカーはしっかり厚め。
18・0g~16・0gのメーカーは普通。
14・0g以下のメーカーは薄手」
という感じで目安にしていただければ良いかと思います。
普通の厚み、といっても例えば100円ショップなどのスラクップペーパーよりは全然しっかりしています。
また、薄手だから悪いということは決してなくて、たくさん重ねたい場合薄い方が良い時もあります。
また同じメーカーだとしても、生産時期やデザインによって変わることも多々あると思います。
まずは一種類ずつなど購入してみてから、用途によって使い分けると良いかもですね^ ^
以上、スクラップブッキングペーパーの厚みの調査でした。長い記事にお付き合いありがとうございます。
何かの参考になれば幸いです…