夫婦喧嘩「週1以上」が5人に1人 | 戸田恵子のブログ

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夫婦喧嘩「週1以上」が5人に1人





“夫婦喧嘩は犬も食わない”というけれど、たかが喧嘩とあなどるなかれ。些細ないさかいも、積み重なればいつかは大きなひずみになりかねない。実際、司法統計によると離婚原因のトップは、DVでも男女関係でもなく、「性格の不一致」である。

では、夫婦喧嘩の原因は何か? 無料BSチャンネル「Dlife」が今年6月、20代から40代の既婚女性を対象に調査したところ、1位は「言葉遣いや態度」(36.8%)。次いで、2位「育児」(27.5%)、3位「金銭問題」(27.2%)、4位「家事」(23.4%)、5位「子供の教育」(19.0%)という結果に。「子はかすがい」ともいうが、一方で喧嘩の火種になることも多い模様。

また、1 週間で夫婦喧嘩をする時間は平均で 29 分。結婚して「5 年未満」の夫婦で35分、「5年から10年未満」で30分、「10年以上」で 23 分となり、結婚歴の浅い夫婦ほど“喧嘩時間”が長い。ひとつの仮説だが、結婚歴が長くなると、互いに「言ってもムダ」と悟り、早々に喧嘩を切り上げるのかもしれない。

ちなみに、R25編集部が20~49歳の既婚男女300人を対象に行った別の調査(アイリサーチ調べ)でも、夫婦喧嘩の頻度が「週1回以上」と答えた人が20~30代男性だと22.6%なのに対し、40代男性はわずか12.4%。女性も20~30代だと18.7%なのに対し、40代ではわずか5.7%という結果になった。「喧嘩になりそうだったらだまる」(43歳女性)、「顔を合わせないようにする」(42歳女性)なんて声もあり、ガチンコで喧嘩しても仕方ない…という諦観が透けて見える。

また、喧嘩のあとの仲直りの方法は、「どちらからともなく時間の経過とともに」が全体の57%を占めているものの、男女差が大きい。男性は「自分から謝る」人が34.7%に上るのに対し、女性は21.3%。一方、「相手が謝ってくるのを待つ」は女性が30.0%に対し、男性は16.0%。やはり夫婦喧嘩の幕引きは、「男性が折れる」ケースも多いようだ。独身男性の皆さん、今からくれぐれも覚悟しておきましょうね。