【 Ⅰ アラジンと魔法のランプ 】
男の子が魔法のランプを擦っています
……ランプの精が現れました
男の子にはその姿は見えていません
男の子はこのランプを魔法のランプだと思っています
ランプを擦ると色々なものが出てくるからです
本棚にあるたくさんの本も
絨毯の上にある剣や水晶も
ランプを擦ったら出てきました
男の子は面白がって出てくるものを集めだしましたが
出てくるものには興味がありませんでした
ある日、いつものようにランプを擦ると
何も出てきません
何度も擦りますが出てきません
それから魔法のランプからは何も出てこなくなりました
男の子は何か原因が分かるかもしれないと
棚の本を全て読み
剣や水晶ことも調べてみました
でも……原因は分かりませんでした
原因は分かりませんでしたが
本が全て面白かったこと
剣や水晶もとても興味深いものだったこと
本は男の子に知識を与え
剣や水晶は好奇心や想像力を与えました
男の子は原因を探すことよりも
なぜ、この品物だったのか ⁈
このことの方が大事なことではないのか ⁈
と思いました
すると……ランプの精が現れました 



ランプの精は男の子にその姿を見せ
いつも見守っていること
メッセージに気がついたことを褒めてくれました
男の子は魔法のランプをいつまでも大切にしました




















私たちにもランプの精から
プレゼントやメッセージが届いているかもしれません……
そう思うとワクワクします
受け取ったときの日時や場所にもメッセージがあるかもしれませんよ







*カードから感じたことを自分の言葉で記事にしています。