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『男そば 連獅子』

 

名古屋スタイル テールラーメン アキレス腱固めVer! 1300円

 

名古屋市天白区元八事5-110 パレスこんどう1F (地図)

 

052-833-5031

 

11:30~14:00 18:00~売り切れ次第終了

 

不定休

 

駐車場あり

 

見た目:「アキレス腱」を含む肉で「固め」られています

 

具:ネギ・韮・白菜・玉子・牛肉・胡麻・唐辛子

 

麺:細ストレート

 

スープ:醤油

 

感想:Oi!ラーメン企画 第9弾】の19杯目。
名古屋市天白区の【男そば 連獅子】をご紹介します。
今回は選手ではなく、プロレス技のアキレス腱固めがテーマ。
アキレス腱の名の由来は、ギリシア神話に登場するアキレウスと言う人物とされています。
アキレウスの母親が愛ゆえに不死身の肉体を我が子に与えようと画策。
冥府の川に全身を沈めようとしたが、その時にアキレス腱の部分を掴んでいた。
掴んでいたアキレス腱のみ不死身にならず、後の戦争でその弱点が元となり亡くなった。
こういった逸話から、アキレス腱が人間の弱点の1つと言われる様になったそうです。
そしてその弱点を攻める技として、プロレスを始めとする格闘技でアキレス腱固めが誕生。
藤原喜明選手などの使い手により知名度が上がり、今日へと繋がっています。
そんなアキレス腱固めをイメージした1杯が今回の商品です。
それではいただきます。

 

スープは、焼肉屋さんのメニューで知られるテールラーメン。
韓国料理のテールスープが元となったラーメンですが、味は提供する店舗により様々。
多く見られるのは塩味ですが、醤油味に白湯や玉子とじなどもあります。
今回はそれを名古屋スタイルに落とし込んで作成されています。
名古屋なので見た目からして台湾ラーメン風でしょうか?
煮込んである事で肉の旨味を引き出し、臭味は辛味などで解消。
コラーゲンを多量に含んでいるのでお肌にも良く、滋養強壮にも効果がありそうです。
肝心のお味も辛味も適度なので、辛いのが苦手な私でも難無くどころかとても楽しめます。
口当たりはサラサラで一見すると油っぽく見えますが飲んでみるとオイリーさは皆無。
濃い目の味わいながらも重さも無く、飲めば活力をチャージ出来ます。
肉のエキスも満載で、余すことなく肉のポテンシャルを引き出した味わいでした♪

 

麺は、細麺を採用する事でテールラーメンのイメージを踏襲。
スープの力も相まってか、サラっと啜れる印象を受けました。
茹で加減も適度で噛み切り易く、スープをしっかり吸収するので一体感も申し分なし。
提供のスピーディーさを他のメニューと比較して鑑みると、これも計算尽くですね。
アキレス腱固めも使い手によって極め方が様々だそうですが、これが連獅子流。
テールラーメンをオリジナルに昇華させ、ここにしかない味わいを表現していました。

 

具材は、牛肉のテールではなくアキレス腱を使用しています。
俗に言う牛スジ肉に分類されますが、筋や膜の部分も同じカテゴリにあります。
しかし、このアキレス腱の部分が一番旨味が強いとされています。
一頭から僅かにしか取れない部分でもあり、地域によっては入手も難しいそうです。
このラーメンでは、アキレス腱の円柱状の部分をしっかり確認出来ます。
ゼラチン質を含んだゼリー状で、食感もプルプルして口溶けも抜群!
アキレス腱の周りの肉の部分も柔らかくてホロホロと解けます。
肉が好きな大前さんが作る肉料理だからこそ、ウマイに決まってますよね♪
昔は廃棄処分されていたそうですが、いやいや有り得ないでしょう!
「それを捨てるなんてとんでもない」のドラクエのフレーズを思い出しました(笑)
ヤンニン玉子を味変に入れ、ヤンニンと一緒に麺を啜ればスープと別種の辛味が最高!
玉子を溶けば今度はすき焼き風になり、これは入れねば損をします!

 

〆は、100円で追加のヤンニン玉子をご飯に乗っけてスープを注ぎ込みます。
するとクッパ風の味わいになり、これがまた旨いのなんの!
ヤンニンの辛味と玉子のまろやかさが絶妙で、そこに肉のエキスが加われば・・・。
もはや言葉は要りませんよね♪って、ブログで言葉無かったらいけませんね(笑)

 

ありがとうございました