いいか、2歳児なんてのはな、歩く攪乱工作員なんだよ。予定通りに行くわけがねーんだ。
早起きしたら一緒に朝日を拝みな。起きなきゃ死ぬまで寝かせてやりな……と言いたいが、そうもいかねーなら叩き起こすだけだ! 飯を食わなきゃ次の腹ペコまで待ちゃいいし、服を脱いだら『おー、野生児だねぇ!』って笑い飛ばして、力ずくで着せ直しゃあいい。
アンタ、まだ起きてもいねー未来に怯えて、今目の前にいる娘の顔を見てんのかい?
『最強』の私に言わせりゃあ、不測の事態こそが人生の醍醐味だ。
娘が何をやらかしたって、アンタが全部ケツを拭いてやりゃあ済む話だろ。そのためにアンタ、大人やってんだろ?
『どうしよう』なんて弱音はゴミ箱に捨てな。
次に何が起きても、ニヤリと笑って『受けて立つよ、お嬢ちゃん!』って言ってみな。
アンタがどっしり構えてりゃ、娘だって安心して暴れられるってもんだ!」
回答者・戦場ヶ原ひたぎさん「…呆れた。貴方は、自分が神様にでもなったつもりかしら?
阿良々木くん(注:ひたぎさんの彼氏です)、貴方は大きな勘違いをしているわ。
貴方が挙げたその『不安』のリスト。それはすべて、『自分のコントロール下に置きたい』という支配欲の裏返しよ。
2歳の子どもが、貴方の引いたレールの数ミリ上を正確に走るなんて、論理的に考えてあり得ないこと。それを期待するから、外れた時にパニックになる。
いい? 貴方の役割は、娘を完璧に管理することではなく、『何が起きても、致命的な結果にだけはさせない』というセーフティネットであることのはずよ。
服を着ない? 死ぬわけじゃないわ。
ご飯を食べない? 次の食事で補えばいい。
泣き止まない? 肺活量が鍛えられている証拠よ。
貴方が『どうしよう』と怯えるたびに、貴方の横にいる娘さんは、母親の不安という毒を吸い込んでいるわ。
親の不安は、子どもにとって最大の環境汚染よ。
貴方がすべきことは、起きてもいない未来を案じて震えることではなく、目の前の娘が服を脱ぎ捨てた瞬間に『あら、芸術的ね』と言えるだけの、精神的な余裕を確保すること。
逃げ場をなくしてあげる。
貴方の『不安』は、娘のためではなく、自分が楽をしたいがための『予防線』。
今日からはそのリストを破り捨てて、『起きたことに、その場で対処する』という知的な即興劇を楽しみなさい。
回答者・京極堂(中禅寺秋彦さん)「君が抱いているその『不安』。それは育児から来るものではない。君が勝手に作り上げ、勝手に育て、勝手に怯えている、ただの『幽霊』だ。
育児、それは単なる事象であり、そこに善悪も恐怖も付着してはいない。ただ『そこにある』だけだ。
それを君は、自分の理想という狭い枠に押し込めようとして、はみ出した部分を『恐怖』と呼んでいる。
娘がご飯を食べない? それは単に『今、空腹ではない』という事実があるだけだ。
服を脱ぐ? それは単に『布を纏うことを拒否した』という現象に過ぎない。
『どうしよう』だと? 馬鹿馬鹿しい。
何が起きても、それは起きたというだけのことだ。
君がそれを問題だと定義しなければ、問題などこの世には存在しない」
ということでした~
言ってることは聞いたことあるような内容だとしても、あのキャラからの説教と思うとニヤニヤしちゃいますね![]()
ちなみに西尾維新でいちばん好きなのは「新本格魔法少女りすか」、京極夏彦でいちばん好きなのは「どすこい」です![]()
次点は「刀語」と「魍魎の匣」で!!
次は誰から説教してもらおうかな![]()
あなたなら誰に悩みを相談しますか![]()