僕は来年でとうとう30才になる。
10代のころに思い描いていた30才の自分は、もっと大人で遠い存在だった。
これまでの人生を振り返ってみると、本当にたくさんの出会いと経験があった。
今となってはすべてが思い出で、すべてに感謝したい。
そう思える今は幸せだ。
人生のゴールのような気がしていた30歳が、
今はスタートラインのように感じる。
これからの人生を切り開いていくための準備が、ようやくできつつあるような感覚だ。
何ができるかはわからない。だけどワクワクしている。
今日は同世代のみんなに伝えたいことがある。
1945年、第二次世界大戦で敗れた日本は、その後急成長を遂げた。
高度経済成長と呼べる時代を経て、日本の経済は右肩上がりに上昇していった。
1980年代後半は、資産価格の上昇による好景気、いわゆるバブルの時代を迎える。
そして1991年2月、僕が生まれる2か月前に、バブルは崩壊した。
その後の1990年代は「失われた10年」と言われていた。
そしてそれは2000年代、2010年代と続き、
今では「失われた30年」と言われている。
そう、僕らは失われた時代を生きてきた。
そして来る2020年、
世界を揺るがすコロナがやってきた。
コロナは世界経済に大ダメージを与え、日本の経済も大きな谷底へと落ちてしまった。
これは楽観視できるものではないし、一刻も早い事態の修復と、復興を願うばかりである。
ただ僕たちに落ち込んでいる時間はない。
今こそ、時は来たのである。
いまだ解決には至っていないのが現状ではあるが、これもいずれは回復へと向かうだろう。
僕らが歩んできた折れ線グラフは、ここから上へ向かって伸びていくのである
そう思うとワクワクしないだろうか?
今、時代は大きく変化している。
そんな時代の中で生きていくことは難しい。
だけど、下り続けてきた僕らにとっては、怖いものなど何もない。
新しい価値観、働き方を模索し続けた時代の中で、いくつかの答えが見えてくる。
その時代の波に乗り遅れないように、今すぐ準備しよう。
かなり偉そうに書いてしまったが、少しでもワクワクを感じてもらえたら嬉しい。
あなたのワクワクが未来を創るのだから。