僕は約5年ほど前から日記をつけています。

はじめのうちは月の半分書けば良いほうだったところからスタートして、

ここ半年は、ほぼ毎日つけるまでに成長しました。

 

今日は、そんな日記を書くことによるメリットと、

どうして僕が毎日、日記をつけられるようになったのか について紹介しようと思います。

 

 

メリット① 自分の感情を俯瞰して見れる

 

「日記なんてつけなくても、自分の感情くらいわかる!」という人もいるでしょう。

 

しかし、実際に枕もとで思い浮かぶ感情は、その時、一時のものでしかありません。

 

お風呂上がりにアイスを食べて幸せなあなたは、今日はいい日だったと思い、

電話で恋人とけんかした後なら、最悪な一日だと思うはずです。

 

しかし、そんな日でも日記をつけ、一日の流れを時系列で思い出すことによって、

一日の中での感情の変化に気付くようになります。

 

今日は最悪な終わり方ではあったけれど、良いこともあった。

そんな風に自分の感情を少し俯瞰してみることができるようになります。

 

 

メリット② 心が落ち着く

 

あなたも何か悩みを抱えてモヤモヤしているとき、

 

仕事もプライベートも何もかもうまくいかない!‼

そんなときもあるかと思います。

 

でもそんなとき、本当にすべてがうまくいっていないのでしょうか?

 

そんなとき、自分お悩みや思っていることを日記にバーッと書き出していくことで、

自分が本当に悩んでいること、一番気になっている事が明確になります。

 

「もう、何もかも大変‼」という状態から、

まずはこれを解決しよう☆と考えることができるようになるんです♪

これは本当に大きなメリットですね!

 

 

メリット③ 自分でも気づかなかった感情と出会える

 

毎日、日記をつけていく中で、

自分でも気付いていなかった感情と出逢うこともあります。

 

ここでひとつ、僕自身の経験をお伝えします。。

 

昨年の7月ごろ、少し追い込まれている時期がありました。

 

その時の僕はというと・・・

 

・店長として既存店舗のシステム変更を進めながらも、

・次の新店の準備も進めていかなければならない。

・夏の派遣さんもぜんぜん決まっていない・・・という状況の中で、

 

精神的にも肉体的にも少し疲れがでてきていました。

 

「あー、追い込まれているなあ。」

「やることありすぎ・・・」

 

そんなことを考えながら過ごして10日ほどたった時、

日記を書きながら、ふと気付いたことがありました。

 

「あれ?悩んでいる本当の理由、これじゃないな?」

 

・実際には、新店オープンまでにはまだ時間もありますし、

・派遣さんがなかなか決まらないのことも、何度も経験していました。

 

本当の理由は日記を見ればわかりました。

 

自分でも、新店の準備やシステムの導入で悩んでいると思っていたけど、

実はそうではなかったんです。

 

日記を見ると、自分がそういった悩みを強く感じ始めた日っていうのは、天候不順により売り上げが下がってきた時でした。

 

その日の売り上げにはこんな風に書いてありました。

「昨年は晴れていたのに今年はずっと雨予報、新システムの準備もあるから今できることをやっていこう!」

 

自分の一番の悩みであった売り上げに対しては、

天候不順のせいで仕方がないと気付かないフリをしながらも、

心の奥底ではモヤモヤが残っていたんだなと思います。

 

「あー!自分が本当に気にしていたのは売上だったんだ。」

 

と、気付かないふりをしていた自分の感情に気付いたとき、心がふっと軽くなりました。

 

そこからやることが大きく変わったかといえば、ほとんど変わっていません。

 

(天候不順だけを言い訳にするのはよくありませんが)

リゾート地のお店だけに、そのタイミングでどうこうするよりは、

もっと長いスパンで物事をとらえ、しっかりと準備を固めていきました。

 

やることは何も変わってはいませんが、自分の本当の気持ちを知れたことで、

より冷静に、より集中して取り組むことはできたように思います。

 

 

メリット④ あとから見返すことができる

 

あなたが何か悩みを抱えたとき、

難しい判断を迫られたとき、

その答えやヒントが過去の日記にあります。

 

同じような悩みを昔の自分はどのように対処しようとしたのか、

そしてその結果どうなったのか、

あなたの体験を通して学んだ知恵を復習できるのは、あなたの日記意外にはありません。

 

僕の場合は一つ、大きな特徴がありました。

自分の心が追い込まれているときは、日記を書いていない日が多いということです。

 

忙しいから時間がないということもありますが、

忙しい時でも心が穏やかであれば書き続けていた傾向にあります。

 

一日のうちのたった5分、

日記を書くことで冷静になれるということも知っていたにも関わらず、書かなかった。

それは、自分の心が追い込まれていて、視野が狭くなっていた証拠です。

 

これを知った今では、忙しい時こそ日記を書くことを心掛けるようにしています。

 

また、忙しい時こそ日記を書くという選択を取ることによって、、

自分の心に余裕を持つ効果も感じられるようになってきました。

 

日記を見返すことは、過去のあなたと向き合う大切な時間になりますよ!

 

 

メリット⑤ 成長できる

 

日記を書く最大のメリットは、自分と向き合う時間を確保できるという点に尽きます。

 

過去と現在の自分の感情を理解し、

冷静になって、

自分のやるべきこと、やりたいことを見つけていく。

 

あなたにとって、本当に貴重な時間になります。

 

でもなかなかな続かない・・・

 

僕も最初はなかなか続きませんでしたし、

本当に毎日書くようになったのは、ここ半年くらいです。

 

さいごに、5年目にして初めて日記を毎日書けるようになった理由について、

少し紹介していきます。

 

 

どうして毎日、日記を書くようになれたのか?

 

2日や3日、また1週間ほど日記をためつつも更新する日々が続いたある日、

 

ふと、気づいたことがありました。

 

それについて説明する前に、まず一つ質問をさせてもらいます。

 

突然ですが、

Q.あなたは一昨日の昼食、何を食べましたか?

 

 

あなたは思い出すことができたでしょうか。

 

僕たちは思っている以上に覚えていられることは少なく、

こういった簡単な質問ですら答えられないことが多くあるのです。

 

日記を書く時もそうです。

二日前、三日前の感情なんて簡単に思い出すことはできません。

 

「でもまぁ、覚えている範囲で書けばいいや…」

 

ちょっと前までの僕はそう思っていました。

 

約4年間の間、僕にとって日記を書くという行為自体が目標になってしまっていました。

 

でもそれは手段でしかありません。

 

一番大切な、自分が成長するために日記を書くという目的を、

どこで忘れてしまっていたんです。

 

このことに気付いてからは、ほぼ毎日、日記を続けられるようになりました。

 

思い出せない=成長できない ということ

 

だからこそ一日の最後に、

その日起こった出来事に対して、自分の感情を中心に日記をつけることが大切です。

 

はじめはほんの一行でも良いと思います。

そこから少しずつ、その日感じたことや気付いたことを加えていく。

 

そしてある日振り返った時に、

それが本当に自分の財産になっていると気づく日が来ると思います。

 

ぜひ、皆さんも日記を書いてみてください★

 

毎日、日記を書き続けることで、

あなたの知らなかった自分と出会うかもしれませんよ♪