今日は歯医者に行ってきました。

約1か月ほど前から虫歯の治療をしているのですが・・・

 

やっぱり歯医者って怖いですよね!!

 

1か月前、久しぶりに歯医者に来た時、

「あー子供のころは歯医者ってなんか怖かったんだよなー」

って余裕の顔してたのですが、

 

何回か通って処置を受けているうちに、、、

「あれ?大人でも怖いぞ!!!」

ってことに気づいちゃいました。笑

 

その理由の一つは、大人になった自分の想像力だと思います。

 

子供のころは、「ウィーンッッッ!」という音が、ただただ怖かったんだと思うんですよね。

でも今となっては、こんなにも固い歯を、ものすごい速度の回転による摩擦で削っているんだ。とかって考えてしまい、怖さ倍増です。

 

でも、それだけなら、初日から思っていたことなんですよね。

 

でもなんで日に日に怖くなるんだ?と思ったら、それはきっと

 

小さな痛みの積み重ねが大きな恐怖になるのかなって思ったんです。

 

もちろん麻酔もしながら削ってもらってるので、ほぼ痛みはないんです。

でもごくたまに、チクッとであたっり、ズーンとしみるような痛みを感じることがあります。

一回一回が痛いかっていうとそうでもないんですけど・・・

でも明らかに恐怖心は日に日に高まっています!!笑

 

 

でもこれって他のことにも当てはまるなってい思いました。

(さて、長い前置きはここで終わり、本題です)

 

 

人前で話すのが苦手だった僕

 

あなたが昔から怖いと思うものであったり、苦手だなと思うものを思い出してみてください。

 

僕はこう見えて(見えてないですが)

人前で話すのが苦手でした。

 

小学校低学年くらいまでは、何でも手を挙げて率先するタイプだったのですが、

小学校6年生あたりから急に話すのが苦手になりました。

とりわけ、教科書の音読は大の苦手です。

読んでいるうちに息が苦しくなり、泣いているような上ずった声になる。

これが本当に嫌でした。

 

大人数の前で発表するときはおろか、

たった四人で朗読するときでさえ、強い苦手意識があった時もあります。

 

子供のころのように、人前で話すのが好き!という気持ちがありながら、心のどこかでトラウマのようなものがあり、葛藤する日々が続きました。

 

 

でも今では、何とか苦手を克服できたような気がします

(ここ最近は大勢の前に出るタイミングが最近ないので、確認はできていませんがっ。)

 

ここから、そんな僕がどのようにこの悩みと向き合い、克服していったのかについて、書いていきたいと思います。

 

 

ずっと克服したい!と思っていた僕は

 

このトラウマの原因は何だろう?

でも、どこかで大きな失敗をしたに違いない。

 

そう考え、原因を突き止め、何とか克服したい!と何度も、チャレンジしました。

しかし一向に原因は見つかりませんでした。

 

 

でも今思えばそのきっかけは、

自分でも全く思い出せないくらい小さなところから始まったのではないかと思います。

ウケを取ろう思っていたら滑ったとか、

風邪をひいて鼻が詰まっていたから息苦しかったとか・・・

最初のきっかけって本当に些細なことだったんじゃないでしょうか。

 

ただそれが引き金となり・・・

 

話している間に周りの人の顔色を気にするようになった

   ↓

友達の顔を見たら、思ったよりもつまらなそうに見えた。

   ↓

周りの人ばかりを気にしていたら、自分の息継ぎのタイミングがわからなくなった。

   ↓

息が詰まって泣き声になったら、周りの友達が心配そうな顔をした。

   ↓

見られてるって思って緊張して息が上がった。

   ↓

息が上がらないようにと呼吸を気にするようになったら、余計に読めなくなった。。。

 

 

僕の場合は、こんな感じでした。

 

トラウマというのは何か大きな出来事が引き金となるだけではなく、

些細な出来事、そこにマイナスの想像力が合わさって、小さな小さな積み重ねで出来上がることもあるようです。

 

 

そんなトラウマに対して、

僕がどうやって克服できたかっていうと、

 

まず、何度もチャレンジしたっていうのが大きいと思います。

 

「そんなことできないから困ってるんだよ…」と思わないでください。

本当に小さいチャレンジでいいんです!!

大勢の前にどんどん出て話をしろ!という意味ではありません。

 

まず友達のグループの中で話す。

それができたら、少人数のグループワークで積極的に意見を出してみるとか、もうちょっと背伸びして、授業中に発言をするとか。

自分のできる範囲でよいので、何度もチャレンジすることかなと思います。

 

僕の場合は、特に「文章を読む」という行為が苦手だったので、それをできる限り避けて人前に立つことに決めました。

 

教科書を読む授業ではそういうわけにはいきませんが、

授業中に意見を言ったり、自分の作った資料を発表する際には工夫ができます。

 

自分が作った資料を発表する際には、文章は用意せず、

話したい内容の枠組みと構成を考え、キーワードのみをメモして臨んでいました。

 

そうやって人前に立つ回数を増やしていくことによって、

少しずつ少しずつ慣れていったのだと思います。

 

結論、

小さな痛みの積み重ねが大きな恐怖になるように、

小さな小さな成功の積み重ねが大きな自信になります。

 

あなたのトラウマが大きければ大きいほど、

その時間が長いほど、克服には時間がかかるかもしれません。

 

でも諦めず、自分ができる範囲でコツコツと成功を積み重ねていけば、

必ず克服できる日が来ると信じています。

 

 

それでは、自分と同じような悩みのあるかたが、少しでも楽になればという気持ちも込めて、

自分が苦手を克服したであろう方法とそのきっかけをお伝えします。

 

人前で話しているとき、緊張で息が苦しくなる方は、

 

息を吐くことを意識してください!!!

 

この記事を読んだとき、衝撃でしたっ

 

知っている方なら当たり前かもしれませんが、

緊張して息が苦しいと思っている人って、息を吸いすぎている人が多いんです!!!

苦しくならないように、句読点で息を吸って・・・

なんて考えてたら、実はその逆だったんですね。

 

これを知って、あえて「文章を読んでみよう」と思って実践したら・・・

「あれ?いける!」って、気持ちがすごく楽になりました。

 

ただその時は人数は多くないので、本当のチャレンジはここからです★

 

 

そして、この方法にたどり着いたキッカケは約3か月ほど前

実は、つい数か月前の会議での発言の際、久しぶりにトラウマが蘇ってきたんです。

 

発表中に息が苦しくなってきて、あれれ・・・

 

ここ最近はうまくやり過ごしてきたはずなのに・・・

どうしてだろう?と、考えるキッカケとなりました。

そして、その日の状況と今までを比べてみたり、ネットで調べその記事にたどり着きました。

 

ここで大切なのは、「どうしてだろう?」と思えたことです。

 

それまでは、「あー、またダメだった、いやだなあ。」「恥ずかしいなぁ」って思って逃げてた部分もあるのかなって思います。

もちろん、同じようにインターネット等で探した時もありました。

でもやっぱり心のどこかで、「どうせ・・・」という気持ちも強かったのかなと思います。

 

でもこの時は違いました。

 

 

「どうしてだろう?」と冷静に考えることができたのは

 

その気持ちを支えてくれたのは、

 

それまで、少しずつ少しずつ成功を積み上げてきた自信だったんじゃないかなと思います。

 

 

本当少しずつでよいので、成功の積み重ねを意識してみてください。

 

何かで悩む人へ、少しでも何かきっかけになれたらうれしいです( *´艸`)