今日は時間があったので後輩とじっくり面談できました。

内容は、この夏の振り返りと今後について。

 

この夏、社会人2年目でキッチン責任者になった彼にとって、

かなり大変な期間だったと思います。

 

初めての繁忙期の発注業務や指示だし等に苦戦する日々、

一時は何をしていてもすこしぼんやりと、頭が回らないような状態で、

責任とプレッシャーもあり、相当追い込まれているな、、、と感じることもありました。

 

彼なりに頑張っているからフォローしてあげようと思う反面、

どこか他人事のような、責任感が足りないのではないか…という言動も見られたりという中で、その時、私自身もどういった行動をとっていくのが正解なのか、すごく悩みました。

 

正直、自分の経験や、そこからの考えでは、

本当に追い込まれて、逃げ出したくなって、それでももがき続けていたら、

助けてくれる本当の仲間が増えて、

そこから大きな気付きを得られるものだと思っていました。

 

そして、そのためには、

立場的に上にいる自分が積極的にフォローしすぎてはいけない・・・

というような考え方を持っていました。

 

そんな気持ちを抱えた中でマネージャーとも相談した結果、

一旦フォローして、見守ろうという流れになり、

状況が落ち着くまで様子を見ることになりました。

 

 

そしてだんだんと仕事も落ち着き、なんとなく仕事も回り始めてはいたのですが…

なんだか心の中のモヤモヤが残っていて、

以前よりほんの少しだけですが、その後輩との距離感を感じていました。

 

 

このままではいけないと思い、

夏の振り返りを兼ねて今日はじっくり時間を作りました。

 

今日一番のテーマは本音で話すこと!

 

 

振り返ってみると前回までの面談では、

「理想の働き方」の話が中心になっていました。

 

去年はじめて新入社員を育てていくという立場になり(しかも3人っ)、

 

もともと好きな教育という仕事を得た私は、、

 

どんなことを伝えよう、今年の新入生の考え方はどんな感じなのかな、

それならこんな話をしながら進めていこう。

そんな風に準備して、自分なりの考え方を交えて伝えていきました。

 

「働き方改革」そんな言葉に代表されるような内容の面談。

勤務時間8時間の間に効率を上げて、時間内に帰る、

そのためには周りに仕事を振って自分の時間を作りましょう!とか、

それぞれの価値観も大切に、個々のスタイルで頑張っていきましょう!とか、、、

 

 

でも一緒に働いていく中で、ちょっとずつ自分の中に違和感が出てきて・・・

後輩の間とも少しずつ距離感ができてきてしまっている

 

さて、今日の面談では、どんなことを伝えよう・・・とここ何日か考えた結果、

 

大切なのは本音で話すことだと気づきました。

 

残業は少ないほうが良いし、飲食店の体質も変えていきたい。

家で仕事をするより効率的にできるような社会人になる。

もちろん何も間違ってはいないし、できるのであればやったほうがよい。

 

だけど、そんな理想だけを伝えるのは、ただかっこつけていただけだったと反省しました。

理想でも綺麗ごとでもなく、本当に相手のためを思ったら、厳しい現実も伝えていかないといけないんですよね。

 

定時で出社、誰よりも早く帰宅し成果を上げる人も、

入社一年目からバリバリ仕事し、休みの日副業で稼ぐ人だって中にはいると思います。

 

だけどそれはほんの一握りの人であって、あとはほぼ2択、

 

・与えられた仕事をできる範囲で定時に上がるか

・早めに出社したり、時には休みの日であっても、自分の仕事にまずは全力で取り組むか、

 

このどちらかなんじゃないかなぁって思うんです。

 

少なくとも私は後者であって、

自分がちゃんと伝えられるのはこういった働き方しかないんですよね。

 

それでも楽しく働くことは素晴らしいことだから、しっかりと伝えていく。

 

休みの日も出て来いとか、家で仕事しろとかって意味じゃなくて、

休みの日でもやりたくなるくらいの目標とか、今頑張る理由ってのを明確に持って、

まずはがむしゃらに頑張ってみてほしい、

そしたら支えてくれる人も増えるし、全力で協力するから!

 

今日はそんな気持ちを伝えたつもりです。

少しでも伝わってくれるといいな☆彡