現在「今日から俺は」の
テレビドラマが放送中で、
それが子供たちに大人気。
合志マンガミュージアムでも
かなり読まれている。
実はこのドラマが制作されることは
半年くらい前から告知されていて、
ミュージアムの棚にも
「実写映像化されたマンガ」
というコーナーに
以前から並べてあった。
全38巻なので
1~10までを棚に並べて
「続きが読みたい方はスタッフに聞いてください」
と書いたものを置いていたのだが、
これまでは特に問い合わせはなかった。
オリジナルコミック版で
全巻揃っているというのは、
あまり他にはないのだが、
今はテレビ放送に合わせて
文庫版が書店に並び
コンビニコミック版も
コンビニの店頭で見るようになっている。
「今日から俺は」を
ミュージアムの棚に並べた時、
同時に棚に並べたのは
「この世界の片隅に」と
「響」と
「健康で文化的な~」と
「君の膵臓を食べたい」のコミック版だったが、
この中で一番繰り返し読まれ、
本がボロボロになったのは
「君の膵臓を食べたい」だった。
メディアの影響は大きい
実はここ最近で
一番話題になったのは
「義母と娘のブルース」で、
問い合わせも多かったのだが、
僕がTSUTAYAで原作を借りて読んでみて、
あまり面白いマンガではないと判断して
ミュージアムには置かなかった。
そしてちょっと前に
ドラマがヒットして
原作のマンガも話題になったのは
「逃げるは恥だが役に立つ」である。
話題になるきっかけが
テレビドラマであるということに
それほど異を唱えるつもりはないが、
原作のマンガを愛する者としては
ちょっと残念な気持がある。

今僕が「実写映像化~」の棚で
一番フィーチャーしているのが
いましろたかしの「ハード・コア」です。
現在実写映画が公開中なのですが、
熊本では一館だけでしか上映されておらず、
それも封切り後の一週間は
朝早くに1回、昼過ぎに1回、
夕方と夜遅くに1回ずつの、
一日4回しか上映されていませんでした。
そして今は21時頃からの
一日1回だけになっています。
いましろたかしは
デビューからずっと不遇の作家。
そして熱狂的なマニアのファンがおり、
こうやって作品が映画化されたりしている作家です。
今回の「ハード・コア」だって、
主要なキャストは
山田孝之と佐藤健と荒川良々の3人、
そして原作に忠実に作られた、
かなりの傑作です。
それでも僕が見に行った回も
観客はたったの5人
そのうち2人は僕と奥さんです。
僕はこのような
軽佻浮薄なコンテンツの浪費のされ方に
疑念を感じ、国を憂い、
警鐘を鳴らし続けるところの者でありたいんです。
