今日は短期のレンコン堀りの仕事が休みなので、
昨夜は映画を観てきました。

 

レイトショーの「ザ・ファブル」、
昨日が封切り日だったので、
そこそこお客さんも入っていました。

 

この「ザ・ファブル」は
ヤングマガジンに連載中のマンガで、
作者は南勝久という、
暴走族(ルーレット族)出身のマンガ家です。

 

「なにわともあれ」という
暴走族が主人公のマンガを
ずっと連載していて、
その次に連載を始めたのが、
「ザ・ファブル」という、
伝説の殺し屋が主人公のマンガです。

 

この「ザ・ファブル」は人気マンガで、
すぐに映画化が決まりました。

 

監督は江口カンさんといって、
福岡高校、九州芸工大出身で、
主にCMディレクターなどをされている方です。

 

この江口カンさん、福岡に会社を持っていて、
以前は警固のあたりに事務所がありました。


僕は蕎麦屋の出前をやっている時、
この事務所に何回か出前を届けたことがあります。

 

僕はその頃ディレクターを辞めていたので、
業界の事情とか、江口カンという名前とかは、
一切知らず、江口カンさんは、
僕とほぼ同じ年齢、学年で言えば、
二つ下にあたる人で、
僕が出前をしている頃、
着実に実績を積んで
ついには劇場映画を監督し、
僕もこうやって彼と、
作品を通して接する機会が持てました。


でも結局知らない人ですが、
他の1ミリも知らない人に比べると、
少しだけ親近感があります。

 

というわけで「ザ・ファブル」ですが、
すごく良質なエンタテインメント作品でした。

 

特に配役、主人公の岡田准一、
その嘘の妹役の木村文乃、
岡田准一を育てた殺し屋役の佐藤浩市、
岡田准一を世話するヤクザ役の安田顕、
マドンナ役の山本美月、
敵対するヤクザ役の向井理、柳楽優弥、
敵対する殺し屋役の福士蒼汰、
岡田准一のバイトの上司役の佐藤二朗など、
オールスターに近い豪華キャスト、
これだけの俳優を集められるのも、
江口カンさんの人望だと思います。

 

エンドロールには
レディ・ガガの曲が流れて、
まさにやりたい放題な感じの映画でした。