明日は短期のレンコン堀りの仕事が休みなので、
レイトショーで「町田くんの世界」を見てきました。

 

熊本では2館でしか上映されておらず、
しかも今日のレイトショーは
僕たち2人を合わせて、
5人しか見ていませんでした。

 

そんなマイナーな映画ですが、
実はすごくいい映画だったんです。

 

僕は原作を読んで、
この映画はやってくれるんじゃないか
と期待して見に行きました。

 

しかも監督は石井裕也、
「舟を編む」を撮った人なので、
きっとやってくれると思っていました。

 

結果やってくれてました。
主役の2人は全くの新人で、
ぎこちないところも多かったですが、
脇の配役がしっかり支えていたので、
かえって主役の良さが引き立っていました。

 

おそらくアルベール・ラモリスの
「赤い風船」と
フランク・キャプラの
「素晴らしき哉、人生」に、
リスペクトしていると思われるシーンがあり、
個人的には大満足でした。

 

最近あんまりいいことがなかったので、
黙って耐えてきたご褒美なんだろうと思いました。