西原理恵子の「ダーリンは71歳」の中に、
高須克弥が祖母の思い出を語る回がある。
「ボクの家は四百年前からの
代々医者の家で、
何でか女ばっかり生まれる」
「ボクのおばあちゃんが
医者やってた頃に戦争が終わってね、
名古屋も当然焼け野原
夫を亡くし子供をかかえ
途方にくれた女達がたくさんいた」
「おばあちゃんは全くの独学で
食いつめた女達におそらく日本初の
美容整形手術をしていた」
それは売春をする彼女たちが
高い鼻をしていたら
進駐軍に高く買ってもらえたからであった。
「そして彼女達が妊娠してやって来たら
何も言わず堕ろしてあげた」
「あっという間にうわさは広まり
高須病院は毎日大行列
みんなお金もろくに払えず
ばあちゃんもとらず
せめてものお礼にと
進駐軍から手に入れた缶詰が
たくさん置かれていかれて
ぼくはそれを食べて大きくなった」
こうやって作りあげられた、
高須病院のやってきたことに対して
民進党の大西という議員が、
揶揄するようなバカにするような発言をした。
高須院長は1000万円の損害賠償を求めて提訴したが、
1000万円なんて高須院長にとってははした金だ。
その程度の金が問題なのではない。
人の尊厳を傷つけるということが
何よりもやってはならない悪なのだ。
