今日は熊本地震から一年目、
といっても熊本地震は、
大きな地震が二回あったので、
数日前から一年目にちなんだ、
イベントがあったり、
テレビ番組が放送されたりしている。
一周年とは関係なく、
地元のテレビ局が作っている番組では、
毎日必ず地震がらみのニュースが放送される。
仕事中にラジオを聞くことも多いのだが、
ラジオでも時々
「新たに○○人の方が、
震災関連死に認定されました」
というようなニュースが流れてくる。
これは地震で被災した後、
避難所で何日か暮らし、
自宅に戻ったあとに、
心労が主な原因で、
亡くなったと認定された人のことだ。
現在も震災関連死の認定は、
150人ほどの人が審査を待っている状態らしい。
仮設住宅で孤独死した、
独居老人のニュースなんかも、
数日前から何度か聞いている。
手塚治虫の「火の鳥」の、
「望郷編」だったと思うが、
主人公がある星に移住して、
その星で文明社会を
一から作ろうとする物語がある。
その星はもともと地震が多かった星なのだが、
火の鳥が主人公と星の成長を見守るために、
一時的に地震をストップさせていたのを、
また地震を再開させて、
その星に作られた新たな街が、
破壊されてしまうというような、
ストーリーだったように記憶している。
ネットで調べてみたが、
そのあたりの細かい設定までは、
確認することができなかった。
僕はこのマンガを小学生の頃に読み、
とても感銘を受けたというか、
衝撃を受け、ニヒリズムのような、
物事を斜めから見るような、
子供らしくない視点を身に付けたような気がする。
それから40年ほど経ち、
僕は熊本地震を身をもって体験した。
大きな地震が、
400年ほど起こっていなかった熊本で、
驚くような大きな地震が起き、
僕は手塚治虫のマンガを読んでいたおかげで、
その地震を「自然現象」のひとつとして、
受け容れる準備ができていたが、
この地震に大きなショックを受けて、
やる気がなくなったり、
トラウマになったり、
悲観的に捉えている人も多い。
どういう風に受け止めるかは、
本当にその人次第である。
どうせなら前向きに受け止めて、
次の成長に結びつけたい。
