本屋で伊藤潤二の新刊を見つけてしまった。
新刊と言っても一年ほど前に出ていたものだけど。
帯にあるように、
8年ぶりのホラーコミックスで、
作者のあとがきにもあるように、
確かにホラー感覚は少し衰えているように感じた。
しかしこれまでが凄過ぎただけで、
これまでの伊藤作品と比べると物足りないが、
世の中で出版されているマンガの中では、
かなり優れた作品だと思った。
しかし、もう8年も経つのか、
確かに初めて伊藤潤二の作品に触れたのは、
息子のハルが生まれるより前だから、
15年以上前のことになる。
ホラーマンガが書かれていない間も、
飼っている猫のことを描いたマンガや、
佐藤優さんをモデルにしたマンガなど、
伊藤潤二の新刊を見かけたら買っていたので、
もう8年もホラーの新刊が出ていないことには
気づいていなかった。
僕は伊藤潤二のユーモア感覚が好きで、
伊藤潤二に夢中になったきっかけは、
「双一の勝手な呪い」という作品である。
15年以上前、
キャナルシティの近くにあったマンガ喫茶で、
なんとなく手にした単行本に、
この作品が載っていた。
本当にマンガや映画との出会いは不思議で、
自分に必要な作品との出会いは、
必ず用意されているので、
焦らずにただ待っているだけでいい。
