数年前から、ヤマシタトモコという、
マンガ家の作品に注目している。

 

どういう人なのかはあまり知らず、
ウィキペディアで見ても、
1981年生まれのB型ということくらいしかわからない。

 

もともとは同人誌をやっていた人で、
BL(ボーイズラブ)からメジャーに進出した人らしい。

 

僕はBLに関してはあまり詳しくないのだが、
今の日本マンガ界において、
BLというのはとても重要な位置づけで、
よしながふみ、オノナツメ、中村明日美子、西炯子など、
BL出身で重要な作品を残している作家は多いし、
萩尾望都、竹宮恵子、大島弓子、
山岸涼子、吉田秋生などの作品にも、
BLの要素はたくさん見つかる。

 

「さんかく窓の外側は夜」は、
ビーボーイというBL雑誌に連載されており、
BL要素満載の作品なのだが、
僕の苦手なBL的描写の分を差し引いても、
このマンガはとても面白い。

 

生まれつき霊が見える体質の青年が、
心霊現象を解決する「掃除屋」の男と組むことになり、
事件を解決していく過程で、
「呪い屋」をしている女子高校生と出会う、
というようなストーリーなのだが、
このオカルトな部分に関する解釈やその描写が、
とても面白く、斬新で、的確なのだ。

 

しかし「さんかく窓の外側は夜」の単行本は、
書店ではBLコーナーに並べられているし、
ウィキペディアのヤマシタトモコの作品リストにも、
「さんかく窓の外側は夜」は載っていない。

 

でもとても面白いので、

どこかで見かけたら読んでみてください。