クロアチアワイン図鑑|クロアチア旅行のお土産に!

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ぶどうアリカンテ ブーシェ(Alicante Bouschet)

グルナッシュとプチ・ブーシェとの交配種。

アリカンテ・ブーシェは厚い皮で豊富な収穫量を得られ、また「タンテゥリエ」と呼ばれる特殊な色味を持つことから、味や香りよりも、タンニンと色の深みを出すブレンド用として知られています。

19世紀にフランスで誕生したアリカンテ・ブーシェは、現在ではフランス、スペイン北西のガリシア地方と、南部のアレンテージョ地方で栽培されています。
ぶどうアリアニコ(Aglianico)

主にイタリア南部のカンパーニャ、バジリカータ、プーリア、カラブリアで栽培されています。

ギリシア原産の黒葡萄品種で、その名前はギリシアを意味するラテン語の「エレーニコ(Ellenico)」に由来しており、ギリシアの入植者によって、紀元前6~7世紀頃にイタリアに渡ってきたといわれています。

そして「ギリシャ人によってイタリアにもたらされた最初の蔓だったかもしれない」とも言われています。

アリアニコのブドウは、大プリニウスを含めて、古代ローマ人によって紹介されました。

真っ黒な深い色で燃えるようなタンニンとしっかりとした構造を持ち、中長期熟成型のワインになります。

一般的には黒果実、スモーク、ダークチョコレート、さらには鉄のアロマと風味。若いうちは鋭く大胆な風味になる傾向がありますが、新世界のワイン作りによって、早い時期からでも楽しめる良い例もでてきました。

何十年も瓶で熟成させると味わい深くなる、長寿命の品種です。

火山質の土壌との相性が非常によく、特にタラウージ(カンパニア州)とヴルトゥーレ(バジリカータ州)では、香りが高く力強いワインが生産されています。

ぶどうアラゴネス(Aragonez)

ポルトガル南部のアレンテージョ地方で Aragonez または Aragonês のいずれかで綴られている黒ブドウ品種です。

別名は偉大なスペインのブドウの「テンプラニーリョ」。

新世界のワイン造りの技術の流入により、1980年代以降、新たな国際的注目を集めています。