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クロアチアワイン図鑑|クロアチア旅行のお土産に!

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ぶどうアシルティコ(Assyrtiko)

ギリシアのサントリーニ島の固有品種の白ブドウ。

乾燥した火山灰の豊富な土壌を持つサントリーニ島や、パロス島のようなエーゲ海の島で広く栽培されています。

サントリーニ島の火山の土壌で育ったブドウは、独特な特徴を身につけます。ブドウが熟しても酸味が損なわれず、柑橘系の香りにミネラルの後味、しっかりとした辛口のワインができます。

またアシルティコは、アシリなどの香り豊かなブドウとブレンドされ、ビザンチン時代から知られるヴィンサント(サントリーニ産のワイン)と呼ばれる、ユニークで自然な甘口ワインも生産されています。
ぶどうアシリ(Athiri)

ギリシャで最も古い白ブドウの一つです。

ギリシアのエーゲ海の島が原産ですが、本土周辺の北部ハルキディキとペロポネソスのラコニアで、広く栽培されています。

程よいアルコールに少し酸味のある、まろやかなフルーツの香り。
ぶどうアギオルギティコ(Agiorgitiko)

ギリシャのペロポネソス半島で栽培される赤ワイン用の品種です。

主な産地はペロポネソス半島北東部にあるネメア(Nemea)。この地は古代よりギリシャ神話の英雄ヘラクレス生誕の地で、ワインの色が深い紅色になることから、別名「ヘラクレスの血」と呼ばれています。

栽培地の標高により様々な表情を見せるのがユニークな特徴で、標高450mまでは甘口のワインになり、標高が上がるにつれ辛口になっていきます。

またアギオルギティコ種は、ブレンドによってワインの性質を様々に変化させます。なかでもカベルネ・ソーヴィニヨンとのブレンドが有名です。

フルーティーながら少し酸味を抑え、フルボディーで力強い赤ワインが造られています。