忘れたくない父との思い出です。

 

思い出した事を書いているので

 

時系列などはめちゃくちゃです。

 

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父の最晩年のお話です。

 

早寝の父から

 

珍しく11時近くに電話がありました。

 

悪い知らせではないといいなと

 

心配しながら電話に出ると

 

「inko-chanはお神輿は担ぐんだっけ?」

 

と唐突な質問が。

 

私は担いだことがなかったので

 

その旨を伝えました。

 

すると

 

「いや、なんかおかしいんだよ。

 

上野の方からずーっと首都高速を

 

ばぁさん(母)や○○(兄)がお神輿を担いで

 

ずーっと練り歩いてくるんだよ。」

 

と突拍子もない話を語り始めたのです。

 

父の仕事がお祭り関係だったのと

 

親戚にお神輿を担ぐ人が多いので

 

何か勘違いをしたのでしょうか。

 

父も母も兄もinko-chanも

 

家の人間でお神輿を担いだことのある人はいません。

 

それに首都高速をお神輿が通るとか

 

上野から父の住んでいるところまで練り歩くとか

 

とても考えられないことばかりですが

 

父は真剣な口調で話していました。

 

あぁ、きっと一眠りして見た夢と

 

現実が混ざってしまっているんだろうと思い

 

でも全否定するのも良くない気がして

 

「そうだったんだ。

 

でもinko-chanは担いだことないんだよ。」

 

と答え

 

何度も繰り返す話をただ聞くに留めました。

 

 

寝ぼけていたのか

 

それとも少しせん妄気味だったのか。

 

 

あちらこちらで御祭礼の知らせを見掛けて

 

ふとそんなこともあったなと思い出しました。

 

 

お父さん、

 

今年も全国でお祭りが賑やかに催されていますよ。

 

そちらからも見えますか?