忘れたくない父との思い出です。

 

思い出した事を書いているので

 

時系列などはめちゃくちゃです。

 

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ちょっと恥ずかしい話ですが

 

父は歯磨きが大嫌いでした。

 

本格的に父の介護をするまで知らなかったのですが

 

歯磨きは朝、出掛ける前にしかしていなかったようです。

 

身体の衰えと介護度のアップと共に

 

それがだんだん酷くなり

 

朝もノー歯磨き。

 

電話で歯磨きを促しても

 

「はい、わかったー」

 

と返事はするけれど磨きません。

 

(見守りカメラでチェック)

 

一緒にいる時に歯磨きの用意をして

 

「歯を磨いて下さいね」

 

と言っても

 

聞こえないふりで胡麻化そうとしたり

 

不機嫌になってぶつくさぶつくさ。

 

どうにか磨いてくれても

 

1分も磨いたか磨かないか・・・。

 

 

ヘルパーさんや訪問看護師さんに入ってもらうようになってからは

 

拒否できなくなったようで

 

嫌々ながら磨いていたようです。

 

(家族よりも他の人の方が

 

意外という事を聞いてもらえたのは

 

外面を良くしたい性格からでしょうか)

 

何がそんなに嫌だったのか、

 

よくわからないのですが

 

手を濡らすことも嫌いだったので

 

その延長だったのかもしれません。

 

 

ちゃんと歯磨きをしないせいで

 

どんどん歯が抜けてしまい

 

奥歯は全滅状態でした。

 

歯医者さんに行って

 

先生から歯磨きの大切さを聞くと

 

「はい!」と

 

とても良いお返事をしてくれるのですが

 

その場だけでしたねw

 

 

inko-chanも歯磨きは好きではありませんが

 

それ以上に歯医者さんが怖くて苦手なので

 

絶対に虫歯にならないように

 

必死に歯磨きを頑張っています。

 

実家の洗面所に遺された

 

父の歯ブラシを見て

 

ふと歯磨き嫌いを思い出しました。