ゴールデンウィーク
連投失礼します。
合皮なので雨にも強いし〜
合皮の靴(鞄)なので梅雨用に〜
って、見聞きした事あります？
これね、ちゃんちゃら可笑しいんです。
「無知です」の宣言。
(防水テープ・防水加工等を用いて、レイン用製品化された物を除く)
最初に・・・合皮とは？
合成皮革、フェイクレザー、PUレザー、
色々な呼び名があります。
身近な素材ですよね。
要するに本革を模したもの。
基布となる生地に、ポリウレタン(PU)コーティングを施した物です。
基布はニット地も布帛(織地)もあり。
合皮ね、
湿気水気NGなんですわ。
合皮ね、
水分、浸みるんですわ。
(生地をジワジワ透過する)
合皮は100％経年劣化します。
丁寧に使用しても、数年以内には剥離して見苦しくなる。
これは経験等からご存知の方も多いかと。
皮革用クリームでの予防や手入れも不可能。
だって表層はポリウレタンなので。
原因は加水分解
湿気や水分は、劣化を促進します。
ちなみに、
人工皮革(基布が床革風)
床革(スプリットレザー)
こちらも未来のゴミですね。
現代の品質では、100％劣化します。
でも、考え方次第です。
高級ブランドバッグの使い勝手を、合皮のパロディーでお試し。
靴の手入れなんてしない。履き潰し用。
捨てる前提のこれらの用途でしたら、安価な合皮である意味はあります。
(お洒落かどうか、経済的かどうかは棚上げ)
まあ、
レイン用小物は専用製品。
もしくは、ナイロンかポリエステル+防水スプレー。
合皮は、一部使いでも劣化してゴミになるので避けるのが吉。
以上。