年末恒例の、おさらい会に向けての練習が始まった。
振りを覚えるのがチョー苦手な私f^_^;
振り付け練習のとき、いっつも先生に言われることは
〝アタマで考えない〟ということ。
この音で、右足はこう、左手はこうして…次の音でこっちを向き…
…なんて、アタマでひとつひとつ考えていては、踊れない。
音を感じて…
そうは言われましても、ひとつひとつの動きを正確に、という、
根本がなっていないので、そちらに気をとられて、
どうしてもスムーズに覚えられない。
〝考えてます〟ってカオして踊らないで~!\(*`∧´)/
今日も、先生のゲキが飛ぶ。
考えてからでないと、動き出せない私。
あ~あ、こんなところにも、悪いクセが出てるのね。
確かにね、走り幅跳びさながらに、大きくジャンプしたあと、
片足で着地、なんて動きのとき、
いちいち、背骨でバランスをとって、軸足の真上に重心を~とか、
考えているヒマはない。
そして、そんなことは考えてもいない。
着地で失敗したらどうしよう、怪我したらどうしよう、なんて
考えたりしたら、大きく飛ぶことはできない。
それが与えられた振り付けであれば、とにかく飛ばなければならない。
(先生、怖いですから 笑)
さて、どうするか?
色々試してみた結果、四の五の言わず、アタマを空っぽにして、
着地した時の自分をイメージすることが、一番うまくいくようだ。
滑って転んだらどうしよう、という恐怖心は、どうするか?
着地でフラフラ、ヨロヨロしないで、ピタッと止まれるように、
そのコツは、意外にも、目線である、と教わった。
着地の瞬間、ある一点に目線を定めること。
意志をもって、一点を見ると、バランスを崩してチョンチョン(笑)することなく、
ピタっと止まることができる。
スポットと呼ばれているが、回転のときなどにも、
このスポットをしっかりと見据えることで、目が回ってフラつくことなく、
連続して回ることができる。(できる、できないはともかく(;´▽`A``)
なんか、これって、生き方にも通じるものがあるんじゃあないかなぁ、
と、思ったりする。
目標(目線)だけを見定めて、周りを見ないこと、
うまくいってる自分をイメージして、
あとは、楽しむ。
踊りで一番大事なことは、〝音に乗る〟ことだから。
スポット(目標)だけを見る、ということは、周囲に振り回されない、
いちいち動揺しないために、必要なのかも、とかね。
〝シルヴィアさん!!もっと、もっと高く飛んで!!〟
爪先で床を蹴って、とか
足を前に高く蹴り上げて、とか
アタマでいくら考えても、低空飛行を続ける私。
しまいには、子どもみたいに、先生に高~く抱き上げられて、
〝ここまで!(飛んで!)〟と熱血指導を受ける。
生まれて初めて体験した、その高さ。
とっても自由な、開放感を感じることのできた、一瞬だった。
すると…あら、不思議。
その後のジャンプが、高く大きくできちゃった。
しかも、自分で言うのもなんですが、キレイに飛べちゃった。
アタマで、いくら高く高くと考えるよりも、
〝こんなカンジ〟と、イメージするほうが簡単なんだね。
こうして、ますますバレエにハマっていく私なのだった。

