そりゃあ、「化石」燃料という位だから、地面をガンガン掘って得るワケだけど。

CNN.co.jp : 水没する炭鉱の町、10年で10万人が強制移住 中国 - (1/3):

人類の発展に於いて、「火」をどう得るかの新たな手法が
編み出される事で、その飛躍が達成された。
石炭という、「石」が、それまでの薪や炭に比べた時に
燃料資源の枯渇や高騰に悩まされずに済んだというのが
イギリスで興った産業革命が破綻しなかった理由。
だいたい、今まで幾つもの文明も「火」に由来する
不始末が昂じて滅んでいる。
「火」を得る為の資源である木材をバンバン使ってその挙句
自然破壊を招き、木の生えない不毛地帯に自らの住む場所を
変えてしまったからだ。
滅んだ文明の遺跡が大概において荒地や砂漠なのはそのせい。
・・・と、「火」を得る手段として「木」と「化石燃料」を比較すると
化石燃料は「実は」環境負荷が少なかったりするんだけどね。
同じ熱量を得るのに自然環境に強いるコストは化石燃料の方が軽い。

そしてもしかすると、原子力は「実は」化石燃料より
環境に対する負荷が軽いかも知れないんだよね。
石炭や石油や天然ガスを採掘するのに比べて
全然狭いエリアで地面を掘り返す厄介が済んでしまう。
炭坑や油田で既に何十万人も怪我したり病気したり死んでるけど
ウラン鉱山で人はそんなに死ねない。