だけどそれは、既に誰かが通った道をなぞるのを
甘んじて受け入れる事でもある。

なぜデザインにおける「引き算」は難しいのか?
« WIRED.jp:

シンプルである事はもちろん大変素晴らしい。
だとしても、「新しい!」とヒトを驚かせる上で
視覚表現にやれる事は殆どやり尽くしているのではないか?
「新しい」=「いい事」の等式が真だとして、の話だけど。
というか、道具を「自分の意のままに」動作させる上で
その「文法」には当然、制約がある。
だって、ヒトとヒトが意図を伝えあい了解しあうには
「決め事」が必要であって、それは既に一通りの不具合の
修正が片付いている必要があるワケで。

「決め事」があると何故良いかと言うと、その行為の結果が
どう現れるかの「読み」が過不足なくやれるからだ。
「新しい」事は当然、「読み」が通用しない。