どうせひたすら馬鹿馬鹿しいバカ映画だと思ってました。
自分がバカでした。

カウボーイ&エイリアン [DVD]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
¥1,500
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浜松で大事な人と一緒に観た。
そりゃまあ、超絶的な科学力を誇るはずのエイリアンのやってる事が
どう考えても「スマート」じゃないという致命的なところはあるけどさ。
確かにそこは非常にマズい。
だけど、そこを除けは大変良く出来てる。
映画の開幕からクライマックスに至るまで、手で汲んだ水が
ぽろぽろと零れ落ちていくように人が死んでいく。
その死に方が「グッと来る」。
あと、「何でこの人が死ななきゃいけないの?」という人が死んで
「何でコイツが助かるんだよ!」という人が助かるのも秀逸。
だって、助かるべき人が助かって、嫌な奴が死ぬだけじゃ
「何だ、この不可解な映画は!」と、何時までも記憶されないでしょ。
多分、自分は死ぬまでこの映画を覚えているだろう。

CGじゃない、西部劇の舞台なアメリカの大自然だけでも十分満足できる。
そこにジェイムス・ボンドとインディ・ジョーンズだ。