「甘い」とは、その果実が熟している事を
食べる者に知らせる指標ではあるんだが…。

砂糖入り飲料によって世界で18万人が死んでいる:研究結果
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「ほんの」数十万年前の先祖は、その鋭敏な舌で
生きる上で必要な高カロリーな甘い木の実、毒を含んだ苦い木の実
未だ熟していないか腐敗した酸っぱい木の実を判別して生き残った。
だから、甘い物は「美味しい」し、苦い物や酸っぱい物は「遠慮する」。
幼い子供が渋いお茶が大好物ってちょっと有り得ないでしょ。
なのにその先祖から受け継いだ嗜好性が食べ物を得るのに支払う
コストの極めて低くなった現代社会で「逆」に作用している。