陰謀術をモノにしたければ、中国の古典を避けて通ってはいけない。

古代の中国にはライオンもゾウも居たそうだ。
だけど、人と人の争いを「正に」大昔から繰り広げていただけあって
二千年前の時点で、黄河は土壌を削り取って流れる泥の河になっていた。
つまり、大規模自然破壊の偉大な先達が漢民族。
そうやって自然の事なんかお構いなしで陰謀ばっかりやってたから
中国の古典はそんな逸話がザックザク。

それを一生懸命勉強してたのは、実は江戸時代のお侍さん達だったり。
当時のお侍さんは、「軍人」というより「役人」であって
世の中が平和だから勉強する時間なら幾らでもあった。
だからこそ、明治維新で世の中がひっくり返っても
何とか西洋諸国の植民地にならずに済んだ。
そして「対中国の戦争」である、日清戦争に勝てた。
更に。
清王朝打倒の為に戦った中国人に教育を与えたのは誰あろう
「中国の古典を本家よりも深く学んだ」日本人だというのがイカす。

この歳になってやっと分ったのは、人の世を渡るのに
中国の古典は異常に使えるって事。
尖閣諸島の問題で中国人を凹ませたいと思うなら是非とも。


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