「大人になる」っていうのは、「所詮自分はこの程度」という
自らの器の大きさを認める、受け入れる、事、なのかねぇ。

ミナミ通り魔 暴走族総長、薬物、強姦 - 社会ニュース : nikkansports.com

なんとなく、この通り魔犯は自己評価を過大に見積る
性質の人間なのかと感じた。
「自分はビッグな奴のはずなんだぜ!」、と。
小物らしい小物なら、暴走族と言えど、トップになる事自体有り得ないんで。
「人の上に立つビッグな男」というスーパーレアカードをゲットするための
コンプリートガチャで、1つ2つレアカードを既に引いて
「もしかすると行けるか?」と思った瞬間があったのではないか。
でも、カードゲームで「高い役」を揃えようと思うと、構成要素が
全て揃わないと「チョンボ」になって、上がれない。
強いカードを部分的に持ってるだけでは「高い役」を組めない。
上がり役を組む上で、強いカードを切らないと手詰まりになる場合もあるだろう。
その場合に、「高い役で上がる」事を諦められるか。
「安い役でも上がりは上がり」と自分に折り合いを付けられるか、どうか。

「高い役で上がる」事に執着した挙句、それが手遅れであり
不可能である事を認めて直視するのは、メチャクチャ苦しい。