現代日本で、明日自分が死ぬかも知れないと思いながら
暮らしている人は殆ど居ないだろう。
戦争になったら鉄砲の的になる覚悟のある自衛隊員だって
明日戦争が起こるかもしれないとは思っていない。
だけど、3.11は正に、津波が来るまでの30分以内が生死を分けた。
「メメント・モリ」

【大阪通り魔】「通帳から20万円引き出し、もうこれしかないのか…」 礒飛容疑者供述 - MSN産経ニュース

それにしてもこの事件は、色々な意味合いで
「次は自分の番かもしれない」と思えてくる。
その時のダメージを出来るだけ小さくする為に
策、仕組み、保険を講じておこう。
「強い意志を持って」、だなんてモノは信じてはいけない。

自己決定的に、「その選択を決断して」
通り魔事件を起こす奴は、やっぱり稀なはずだ。
人間の「自由意志」という概念が、だいたい幻に近い。
親兄弟親戚、友人や近所の人達、学校の先生や職場の同僚
などなどが意識下で自分に働き掛け、そのリアクションとして
「自分の決断」(と思い込んでるモノ)が出て来る。

だからこそ、「友人は選べ」という言葉があるんだけども。