昨日の続き。

眠くなったら駐車場所を見付けて15分眠る、を続けて
福島県をウロウロして昼過ぎまでドライブ。

国道4号線を正直に走り、午前2時過ぎに福島市の中心街で標識を見た。
「川俣町」「浪江町」「飯館村」。
計画的避難地域じゃないか、これは行くべき。

道中給油をしてないので残り航続距離がどれだけあるか不安で不安で。
太平洋側に出るまで給油ポイントなんかないだぞ・・・。
選べるルートに限りがある中、更に「災害により通行止め」の立て看板が
来た道を引き返す事を要求するとか、痺れるドライブゲームだぜ。
計画的避難地域は街灯の灯りは点いているものの
人々の生活がそこにある事を示す何かが消えている。
稀に居間に灯りの点いている住宅があるが、空き巣避けの意味だろう。
ゲーム『バイオハザード』、映画『ホットゾーン』の現実がこの日本に!

ガソリン残量を気にしつつもどうにか太平洋岸へ到達。
目指すは国道6号線を南下したところにある検問所。
国道6号線を南下する道のりは非常にシュールだった。
ガソリンスタンドもコンビニもホームセンターも、ほぼ手付かずに近い。
少々の略奪はあったみたいだけど、店の外観は割りと整っている。
そして、道端や田んぼの中にぱらぱらと点在する、好き勝手な方向に
転がっている自動車。
何このSF映画の風景。
そして、新緑のむせかえる若葉の森のなか現れる検問ポイント。
警備しているお巡りさんは栃木県警の所属だって。
国の一大事である事の一つの表現形だな。