二晩続けて、ジャンル被りしてる映画を観るのはしんどいわぁ・・・。

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を観た。
105分の尺の大半を特殊メイクをしたメリル・ストリープが演じる
年老いたサッチャー元英国首相の画で埋めるという、老人映画。
2月に観た『J・エドガー』とも被るテーマ、手法だわな。
でも、アカデミー賞レースではサッチャーさんが当選した。
フーバーさん落選。
観たあとの気分は、サッチャーさんの方がじんわりした感じになる。
フーバーさんはおどろおどろし過ぎるんだよ。
あと、サッチャーさんは世界史に残るであろう偉大な政治家ってのもデカイ。
だけどまあ、イギリス人スタッフが多分大勢参加してるんだろう。
何処となく底意地が悪いというかひねくれた空気が感じられて
『モンティ・パイソン』の国だなぁ、と。

これ観ちゃうと、3.11の時にこんな首相がこの国に居たらなぁ、と思う。