今晩、『ソーシャル・ネットワーク』の20代の総帥
マーク・ザッカーバーグCEOが野田総理と会見を持ったそうだ。

首相 フェイスブックCEOと会談 NHKニュース

災害発生時の安否確認、情報収集と伝達の手段に
フェイスブックをガンガン役立てようぜって事だ。
つまり、日の丸ソーシャルネットワークサービスは「カス」だ、と。
以前も書いたけど、どうもこの国の技術発達と産業勃興の性格が
「コレで世界の流れる向きを変えてやる!」って風にならない。
技術が「茶運び人形」に結実するみたいな癖が付いてる。
確かに要素技術は備わってるから、他所で偉大なアイデアが
有るのを知れば、それを洗練させて「使い物になる」ようにするのは出来る。
でもさぁ、ITサービスの分野の特許って、「チューンナップ」というか
洗練の摺り合わせをする人の努力が報われなかったりするんだよな。
”Winner takes all”で、一番乗りで場を占拠した奴が総取りする。
「ここは俺のモノだ!」と言い張るには、構想力と図々しさが要る。

まあ、グリー田中社長には図々しさは備わってるようだが。
あの人に国家戦略の会議で物を言わせたいとも思わない。