つうか千年紀の大発明?

NHKスペシャル『ヒューマン なぜ人間になれたのか』を観た。
貨幣の概念の発明が人間の生産性の爆発的な向上に
決定的な役割を果たした事を番組中で説いていた。

「モノ」と「モノ」だったり「モノ」と「コト」だったり
「コト」と「コト」だったりの交換の仲立ちをするもの。
それが貨幣。
貨幣の概念が生まれた頃にその役割を負ったのが
穀物であるところの小麦だそうで。
ありゃ?一昨日のエントリーと繋がったぞ(偶然だけど)。
通貨の概念が導かれる前提に、交換とか取引とかが
ちゃんと実行される環境が必要。
交換とか取引とかは類人猿には出来ない芸当で
人類にまで進化して初めて可能となった。
原始社会の物々交換の経済ってヤツは、サルには不可能って事。

にしても番組中で、小麦を仲立ちとして経済が回るようになって
小麦の生産が爆発的に増えたとか、ちょっと笑えた。
ベストセラーの本の印刷風景を「お札を刷ってるようだ!」という
言い回しがあるけど、「お札を栽培してるんだ!」なんだよ(笑)。

以前のエントリー 貨幣の発明に匹敵する? と関連。