一つ積んでは母のため~。

昨日のエントリーでは、故障を回避するためには
がむしゃらにやってはいけないとかつらつらと述べた。
でもそもそも、多細胞生物(動物)である我々は
常に生成と破壊のサイクルを(生存中ですら)回している。
親から子、孫の生と死のサイクルだけの話じゃない。
皮膚から垢が出るというのもそうだし、小腸の絨毛は
24時間で入れ替わる。
筋力トレーニングは結局何を行っているのかと言えば
筋肉繊維や毛細血管の微細な破壊を「敢えて」起こしている。
この間のNHK「ためしてガッテン」では、ストレッチ体操には
体内の劣化したコラーゲンを痛めつけ破壊する事で
新たなコラーゲンに置き換わる事を促進する働きがあると紹介していた。

イギリスの政治家は「維持せんがために改革する」と言ったが
何の事はない、自分の体の中で起きてる事の延長線上の話だ。