ゼロで割ってはいけません。

何やらこの頃の小学校では、掛け算の順序が厳密に定められてるそうで。

6×8は正解でも8×6はバッテン? あるいは算数のガラパゴス性 - ガジェット通信

言葉って奴は、物事を進める手順を「記述する」役目もあって。
その機能を先鋭化した物が数式であったり、プログラム言語であったり。
英語って言語は、語順に対する縛りがかなりキツイとかいう話。
(いつか読んだ本にそういう風に書かれていた)
だけどそのお陰で論理構造を簡便明瞭にしやすくなる利点がある。
「”人” ”物” 渡した」 と 「”物” ”人” 渡した」 のような文は
日本語では意味がとれないが、英語だと成立してしまう。
英文法で習う、SVOOの文型って奴ですよ。
(文法的に正しいからといって意味論的に正しいとは限らないが)

なんか話がずれたようなずれないような。
とにかく、掛け算に順序などはない。
高校に上がれば、乗算の交換法則を公理として習うんだから。
高校に上がった時に「だまされた!」とか恨まれないように
小学校の先生は努々精進を尽くすべし。
(つーかなあ、件の教え方をしちゃう教師って数学を「正しく」学んでないよ)