だいたい、苦かったり渋かったりするのを
有難がるって不自然だよなぁ。
毎朝砂糖とミルク抜きのコーヒーを飲んで
晩には辛口の赤ワインが欠かせないっておかしいよ。
果実食のサルは食べ物の選別眼が鋭いそうで
毒がある植物は当然見分けるし、まだ未熟な果実も
彼らは余裕で見逃す。
何故我々人間に「苦味」や「渋味」が知覚出来るかと言えば
それが「毒物」の指標として使えるからだ。
「酸味」は「未熟」と「腐敗」の指標。
「甘味」はもちろん、「糖分」の指標であり、カロリー源の
摂取は生存の為の大前提。
「旨味」はこの概念を言語化したのは日本人だ。
素晴らしい。
動物の身体を構成するのにタンパク質は必須だから、これを
知覚する指標に「旨味」が必要。
あと、「塩味」で”五味”が揃うけど、人間の舌は「脂味」も
知覚出来るんだとか。
生存し続けるのに一杯一杯で、明日を生きれるかその保障がない
状況だと、「苦味」や「渋味」は絶対に回避の対象になるはずだ。
しかし、人間が文化を構築し発展させていくと、これらを
面白がるようになる。
そう簡単には自分が死なない事が分かると、スリルを楽しむ
余裕が出てくる。
そのスリルは「毒物」が与えてくれる。
「毒物」って事は、身体に(少量で)ちょっとした効果を与え
心理を揺り動かす働きがあるって事。
カフェインが入って頭がビシっとしたり、アルコールが入って
頭がぐらついたりするのは、大変興味深い現象だ。
今、当然の如く赤ワインを呑んでこの文章をタイプしている。
明日の朝もコーヒーを飲む。
有難がるって不自然だよなぁ。
毎朝砂糖とミルク抜きのコーヒーを飲んで
晩には辛口の赤ワインが欠かせないっておかしいよ。
果実食のサルは食べ物の選別眼が鋭いそうで
毒がある植物は当然見分けるし、まだ未熟な果実も
彼らは余裕で見逃す。
何故我々人間に「苦味」や「渋味」が知覚出来るかと言えば
それが「毒物」の指標として使えるからだ。
「酸味」は「未熟」と「腐敗」の指標。
「甘味」はもちろん、「糖分」の指標であり、カロリー源の
摂取は生存の為の大前提。
「旨味」はこの概念を言語化したのは日本人だ。
素晴らしい。
動物の身体を構成するのにタンパク質は必須だから、これを
知覚する指標に「旨味」が必要。
あと、「塩味」で”五味”が揃うけど、人間の舌は「脂味」も
知覚出来るんだとか。
生存し続けるのに一杯一杯で、明日を生きれるかその保障がない
状況だと、「苦味」や「渋味」は絶対に回避の対象になるはずだ。
しかし、人間が文化を構築し発展させていくと、これらを
面白がるようになる。
そう簡単には自分が死なない事が分かると、スリルを楽しむ
余裕が出てくる。
そのスリルは「毒物」が与えてくれる。
「毒物」って事は、身体に(少量で)ちょっとした効果を与え
心理を揺り動かす働きがあるって事。
カフェインが入って頭がビシっとしたり、アルコールが入って
頭がぐらついたりするのは、大変興味深い現象だ。
今、当然の如く赤ワインを呑んでこの文章をタイプしている。
明日の朝もコーヒーを飲む。