社会生物学で出てくる言葉に、「互恵的利他主義」ってヤツがありまして。
もっと世に通じてるのは「共生」、こっちの方かな?
互いに相手に得になる事をやって、互いに繁栄しましょうって戦略の事。
この戦略が機能するには、互いが欲しがる物にズレがあるのが望ましい。
古代の人間社会で余剰物の交換がどうとかって、歴史の授業で出てきたはず。
正にこの考え方だよね。
土壌が豊かで作物が沢山取れる所に住んでる人達と
鉄が産出して農機具を作る技術のある人達の間で、互いに沢山生産された物を
交換しあう事で、互いの生産性が上がって、全体の富の増加率を加速できる。