9月27日から始めた禁煙は3ヶ月を超えた、スタートして7日目頃にガムを噛んで誤魔化したこともあったが特に禁断症状もなくここまで続いている(ウォーキングも)。

TVのCMで「電子タバコ」なるものに目についた、興味があってネットで検索すると様々な禁煙グッズがあるのには改めて驚いた、世の中には禁煙したい人は山ほどいるのだ。

この間にタバコ税の値上げが話題となっていた、どこかの政治家がパフォーマンス?からか、喫煙者を諸悪の根源のようにヒステリックとも思えるような発言を聞いて、今にその県内すべてが禁煙になるのでは?と思ったりする。何にしても偏りすぎた「まつりごと」はロクなことはない、そんなにパフォーマンスしたければ大物芸能人を巻き込んで大きな社会問題となっている薬物汚染対策をやるのが先じゃないの?と、ついイヤミを言いたくなる。

政治家ではないがこういうタイプが自分の周りにも結構いる、いつもの飲み仲間もその一人だ、これまでも飲んだ席で散々、説教されてきた(昔は吸ってたくせに!)。

先日の飲み会で自分が禁煙したことを知り、ニヤリと微笑んでこう言った。

「ほう、やっと俺の忠告が分ってくれたか!いい子だ。」と、さらに「だがな、禁煙は続けることが大事なんだぞ!それには、、、、」と、またまたお説教(おせっかい)が始まる。

「冗談じゃない!俺は自分の意思で止めたんだ!お前の忠告なんかじゃない!タバコ税を納めていたんだ!お前にとやかく言われる筋合いはない!ほっといてくれ!」と言い返す。

「たまたま吸わないからといって、鬼の首を取ったようなことを言うな!喫煙権だってあるんだ!」と追い討ちをかけ、延々と飲み会が楽しく続いてゆく。

まあ、これは飲んだ席で、自分の身体を心配してくれている親しい飲み仲間相手のことなので・・・・・あしからず。

タバコを止める時は、周りから何と言われようと最後は自分の意思で最終決断すべし!、と思うこの頃です。


タバコを止めて良かったこと。

1、タバコ代等(○万円は浮いた)、さらにタバコ買いに車でコンビニに行く等ムダな買い物(出費)もなくなった。

2、血圧が下がり薬が一粒減った、ウォーキング効果もあってのことだと思うが実は画期的な事なのだ。

3、飲み物、食べ物が美味しくなる、ついひとくち余分に食べてしまう。


タバコを止めて悪かったこと。(禁煙が直接の原因ではないと分っているのだが・・・)

1、太った!4キロも太った、主治医の先生にも注意されているのに。

2、おかげでスーツが合わなくなる限界にきている、何とかしないと余計な出費がかさむ。

*糖尿病に肥満は良くないのです、正月休みでさらに太らないように、とマジで焦ってきた。



糖尿病は早期発見、早期治療に努め「放置しない、中断しない」が一番大事なこと、と新聞に大学教授のコメントがある、読者への啓蒙のひとつだ。

まさに自分がそうだった、この写真撮影で歪んで見えていた景色を、単純に「乱視が進んだかな?」で放置してしまったのだ。

この日から3ヵ月後のある日、ビデオのチャンネル表示がやけに見づらい、故障かな?と思いつつリモコンを操作していたところ、右目だけがよく見えていないのに気がついた。

手のひらで左目を覆い。右目だけで慎重に見てみる、目の中に黒っぽい斑点のようなものが多数ありその部分が全く見えていない、まるで黒く汚れたメガネを通して見ているようだった。

さらには全体的に暗い、視力も悪化しているのが分った、何度やっても結果は同じだった。

このところ室内に入ると暗く感ずることがあったが、それほど深刻に考えるまでには至らなかった、普段は両目を通して見ていると意外に気がつかないものだ。

あわてて手持ちの糖尿病に関する本を読む、3大合併症の一つである糖尿病性網膜症の症状だ、それもかなり進行しているのは間違いないことが分る。

本の中に「この病気は自覚症状がでたときには手遅れになりかねないので早期発見に、、、、」の解説部分では背中に冷たい汗を感じる、重い気分になってくる。

そういえば1年前の定期健康診断で眼底出血の疑いがあるので専門の眼科医で検査するよう指導されていたことを思い出す、これも「放置」していたことになる。

結果的に、眼底出血の疑いを指摘されながら1年4ヶ月も「放置した」のである、さらに投薬治療も一時期中断していたことあった。

とにかく明日は眼科医に行こうと決め、母親から近所で評判の眼科医院がいると聞いていたので何はともあれ、そこに行くことにした。

久しぶりの眼科医だ、まずは視力検査から始まる、左目は1、5、右目は0、5に落ちている、ショックだ。

診察が始まった、右目の視力がおかしいとの事を伝えながなら医師はレンズを通して右目を覗き込む、するといきなり「糖尿病ですね!」と言われた。

ここから、この合併症と約2年間に亘る永い闘病生活が始まった、「放置しない、中断しない」を心から噛みしめることになる。



いつものように新聞を開くと「きょう世界糖尿病デー」と大きく出ていた、その下には「患者、20年足らずで3倍増」と記載されている。

予備軍を含める2210万人に達したとのこと、ここ20年で大幅な増加の原因などが紙面で取り上げられている。

大きな社会問題のひとつなのであり、自分としても無関心ではいられないのである。

「20年」が妙に気になった、ルーズな自分にしては、何故か古い健康診断結果の記録を保存している。

改めて記録をみると初めて人間ドックを受診したのが20年前(1990年11月)35歳であった、当時は静岡県に転勤したばかりで、自分の前任担当者が半年後に胃がんで亡くなった(40代前半だった)のも受診する動機のひとつだった。その時初めて糖尿病型を示すことを指摘されていたのである。

当時、営業の最前線にいた、まさにバブル期の真っ只中、仕事は忙しかった、飲む機会も多かった、それも仕事だった、カラオケで「24時間戦えますか」というCMソングを仲間と歌っていたのが懐かしい。

そんな状況の中で毎年の健康診断で血糖値が高いことを指摘されながら、単なる運動不足、飲みすぎ、食べすぎ、要するに不摂生が原因であって「治療すべき病気」という概念がなかったのである。

その後投薬治療をしたこともあったが、転勤の度に中断してしまうようなことを繰り返した。

9年前のことだ、会社を退職して1年、自営の仕事も順調にスタートさせた頃であった、急激に痩せたのが糖尿病だとわかり、これはヤバイと本気で治療に取り組み始めた、タバコ人生3回目の禁煙したのもこの時だ。

投薬治療と運動、食事などによってほぼ半年で正常値に戻り、その後も順調だった。

ある日、趣味の写真撮影で景色を眺めているとなぜか目の前全体が歪んで見える、何度くりかえしてもまるで映画館でスクリーンが歪んだままに映画を観ているような錯覚を覚えた。

左右とも視力1.5であったが乱視があることを指摘されたことがあったのでそれが進行したのかな?と思ったりした程度であった。

これが3大合併症のひとつである糖尿病網膜症が進行していたのが原因だったのが判明するのはずっとあとのことであった。


早いものでタバコを止めて一ヵ月半が経過した。

それまではピーススーパーライトを一日40本(飲んだら60本)吸っていたのだが、、、、、

キッカケは飲み仲間のK君(同業者)が最近になって山登りを始めたとのこと、それならこっちが先輩だと自慢げに山の話したものの、ここ数年まったく登っていない。

そんなことから「来月早々に一緒に登ろうや先輩!」、「よっしゃーやろう!」となってしまったのである。

運動不足の状態では低山とはいえ馬鹿にできない、その翌日からウォーキングを開始、2日目に自宅に帰ったところでタバコを目の前にして、ふと「このままいつまで吸わずにいれるかな?」と思ったのが禁煙のスタートである。


タバコを吸い始めて35年超になるが過去に1年以上の禁煙暦が3回あった、(最長は5年)というわけで禁煙する自信はあった。

とは言え、2週間も経過した頃には目の前に置いてある未開封のタバコを見ていたらもう一人の自分が耳元で囁くのである・・・・「お前はエライ!いつでも禁煙できる強い意志がある、目の前のタバコを吸い終わってからにしたらどうだ?」と。


山登りも無事終わり、禁煙もウォーキングも今も続けている。

今週は2ヶ月毎に受けている検診で血糖値も血圧も近年にない良好な数値でビックリだった。

年内に山登りも再開する予定であり、何かと良いことばかりなのである。

ただ心配になるのは「太る」のである、実際もう2キロ太ってしまった。

コーヒーや食べ物の香りがこんなに良いものなのかとなって、少し余分に食べ過ぎるのである。

過去3回の禁煙を解除したのも太ったのと、ストレス解消のために吸い始めたんです、とはいい訳だろうか。

いずれせよこの「太る」を何とか克服しなければならないと思う、今日この頃である。