『南アフリカに対する渡航情報(危険情報)の発出』
●ヨハネスブルク,プレトリア,ケープタウン及びダーバン
:「十分注意してください。」(継続)
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1.概況
南アフリカは,観光資源等に恵まれたアフリカの経済大国であり,政情は基本的に安定していますが,治安面では,銃器を用いた犯罪が多発しています。同国滞在中に集団武装強盗等に遭遇する可能性がありますので,十分に注意してください。日本人被害者の中では,特に長期滞在する在留邦人や出張者,個人旅行客の強盗や窃盗被害が複数報告されています。また,団体旅行客の置き引き被害も発生していますので注意が必要です。詳しくは下記を参照してください。
(1)南アフリカでは,2009年4月の総選挙を経て,翌5月に与党のアフリカ民族会議(ANC)のズマ総裁が大統領に就任し,失業対策等の経済政策を発表しました。しかしましたが,南アフリカにおける所得格差は依然として高く,政府による住宅供給や電気・水道・下水等の行政サービスが改善されないことへの反発から,一部のタウンシップ(Township,旧黒人居住区)において住民による焼き討ちや公道封鎖事件が年に数回程度発生しています。さらに,2010年6月から7月に開催されたサッカーワールドカップの期間中においても,試合会場の警備員による賃上げストライキやデモが行われ,警察が厳しく対応しました。
2011年も2月以降,ヨハネスブルグ周辺のタウンシップで抗議デモ隊が暴徒化し,その都度,警察が鎮圧する事件が発生しています。
南アフリカの政情は基本的に安定していますが、同様の事件は引き続き発生する可能性があります。
(2)南アフリカの犯罪発生率は高く,ズマ政権は,治安関連予算の増額を発表し,治安当局による取り締まりを強化するとともに,警察官の増員や施設の充実を図っていますが,周辺諸国からの不法移民を含む貧困層の流入,外国人を含む組織化された犯罪シンジケートの活動,大量の銃器の不正流通などは現在も続いています。
※本情報は2012年05月24日現在有効です。