『コモロに対する渡航情報(危険情報)の発出』
●全土:十分注意してください(継続)
1.概況及び地域情勢:全土「十分注意してください」
コモロでは,2008年3月,独立を主張するアンジュアン自治島に対しコモロ連合政府とアフリカ連合(AU)による軍事介入が行われた後,同年6月には同島大統領選挙が民主的に実施され,政治的な安定が回復されました。その後,サンビ大統領の任期延長問題を巡り野党議員の反発や抗議集会,デモ等が発生しましたが,AUの仲裁により,2010年11月及び12月に大統領・自治島知事の統一選挙が平穏裡に実施され,2011年5月,特段の混乱もなく,イキリル新大統領及び各自治島知事が正式に就任しました。また,その後も社会・治安的混乱は特段発生しておりません。ただし,一般犯罪には,これまでと同様十分注意する必要があります。
2.滞在にあたっての注意
コモロに渡航・滞在される方は,現地に日本大使館が設置されていないことを念頭に,下記の事項に十分留意して行動してください。また,外務省,在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄),現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。
(1)常に,新聞・テレビ・ラジオ等による最新情報の入手に努めるとともに,これらで使用される言語(フランス語,アラビア語又はコモロ語)を理解できる現地ガイドを雇う等,自己防衛策をとるようお勧めします。
(2)渡航予定のある方は,日程,滞在先・連絡先等をコモロを兼轄している在マダガスカル日本国大使館まで連絡してください。マダガスカルとコモロ間の通信回線状態は非常に悪く,通話できないことも多々ありますのでご注意下さい。連絡先がわからない場合,在マダガスカル日本国大使館からの緊急連絡を含む各種情報の提供等が困難となります。現地に3ヶ月以上滞在される方は,緊急時の連絡等に必要ですので,到着後遅滞なく在マダガスカル日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じた時又はコモロを去る(一時的な旅行を除く)時は,必ずその旨を届け出てください。在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても行うことができますので在マダガスカル日本国大使館まで送付してください。
(3)コモロでは,危険性の高い熱帯熱マラリアが一年を通じてまん延していますので,防蚊対策に十分留意し,渡航前に予防薬の服用について熱帯病の専門機関等に相談して下さい。
(4)現地の医療レベルは劣悪であり,医師の数も十分でないため,早急かつ適切な処置が施せない状況にあります。また,停電が頻繁に発生しており,病院においても医療設備が使用できない等,緊急時における迅速な対応が困難な状態となっています。なお,医薬品も手に入りにくい状況が考えられますので,常備薬等が必要な方は必ず持参してください。
(5)不測の事態に備え,食料・飲料水を備蓄しておくとともに,パスポート,貴重品,衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておき,退避手段についても常に確認しておいてください。
(6)外出の際には,身の周りの安全に十分注意し,群集が集まっている様な場所は避け,周囲の状況を十分確認して行動してください。また,夜間の外出は控えるなど,不測の事態に巻き込まれることがないよう注意してください。
※本情報は2012年05月24日現在有効です。