地域渡航情報 欧州(東側) キルギス | クリーズ外国語教室&クリーズ海外留学センターのブログ

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『キルギスに対する渡航情報(危険情報)の発出』


●バトケン州全体(ウズベキスタン及びタジキスタンの飛び地を含む)及びオシュ州とジャララバード州のウズベキスタンとの国境地帯:
「渡航の延期をお勧めします。」(継続)

●オシュ州及びジャララバード州(ウズベキスタンとの国境地帯を除く):
「渡航の是非を検討してください。」(引き下げ)

●首都ビシュケク市:
「十分注意してください。」(引き下げ)

●チュイ州,タラス州,ナリン州及びイシク・クル州:
「十分注意してください。」(継続)






1.概況
(1)キルギスでは,2010年4月,首都ビシュケク市や北西部タラス市を中心に発生した政変により,バキーエフ前政権が事実上崩壊し,その後も南部民族衝突(6月),国民投票(同),暫定大統領就任(7月),議会選挙(10月)及び新内閣発足(12月)等,情勢は目まぐるしく展開しました。これに伴い,首都ビシュケク市,南部のオシュ州やジャララバード州において,暫定政府や新内閣等に反対する一部勢力及び国民生活に不満を有する人々による集会・デモ等が行われてきました。
また,ビシュケク市では,2010年11月から12月にかけ,政府施設等を標的とした爆弾テロ事件(未遂事件等を含む)が連続的に発生したほか,2011年1月4日に,これらの事件を計画したと見られるグループの潜伏先を警察が捜索した際,銃撃戦に発展し警察官3名が射殺され,翌5日には,ビシュケク市郊外の民家に潜伏していた同グループを治安部隊が発見し,容疑者2名を射殺,1名を拘束する事件が発生しました。

(2)キルギス南部地域は,以前からイスラム過激派武装勢力の移動経路,麻薬密輸グループによる麻薬の運搬経路とされているほか,隣国のウズベキスタン及びタジキスタンと領土係争中の地域の一部には,地雷が敷設されているおそれがあります。同地域は,治安が不安定であり,近隣のアフガニスタン情勢が依然混迷していることに加え,中央アジア諸国の国境管理体制が脆弱であることから,不測の事態に備えた注意が必要です。
キルギス政府は,周辺国と連携してイスラム過激派武装勢力の摘発を進めており,2010年においても,国内各地で取締りが行われました。特に,南部では,治安部隊による特別作戦が複数回実施され,多数の関係者が拘束されるとともに,大量の武器・弾薬等が押収されました。その後も,治安部隊とイスラム過激派との衝突が散発するなど,依然として不安定な状況が続いています。
また,オシュ州及び隣接のジャララバード州では、2010年6月,キルギス系住民とウズベク系住民の間で衝突が発生,これを発端として銃撃戦を伴う民族衝突に発展しました。両州では,暴徒により,商業施設やウズベク系住民の民家等への略奪・破壊・放火が行われ,435人(キルギス法医学鑑定所発表)の死者と多数の負傷者が発生しました。


※本情報は2012年05月24日現在有効です。