先々週の「王様のブランチ」でも紹介されていたから
ご存じの方も多いとは思いますが、
ビジネス書の中では断トツの売れ行きを誇るのが
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの
『マネジメント』を読んだら」
著者は岩崎夏海氏。
この方は放送作家で大学卒業後、秋元康氏に師事し、
「AKB48」のプロデュースにも携わり、この物語の主人公の
「みなみちゃん」はみぃちゃんをイメージしたと言うことで
この界隈の人に知られていることでしょう。
この小説はとても優れものらしいんです。
ダイヤモンド社のドラッガー担当者は
「ドラッガー関連書としてはいちばん完成度が高い」と言い、
長年ドラッガーの翻訳を務めた方が推薦すると言う本格的な一冊。
そして、この岩崎氏はいま、会社員になっているのです。
その勤務先は「吉田正樹事務所」。
「吉田正樹」と言う名前にどうも見覚えがあったので、
チェックしてみると、この1月までCXの社員でした。
しかも、バラエティ班のゼネラルプロデュサー。
吉田班にいた者には片岡飛鳥、栗原美和子等
CXを代表するPやDがたくさん。
そんな人物がCXを退社してまで起こした会社に岩崎氏が。
もう少し掘り下げて調べると
吉田正樹夫人は渡辺ミキ氏。
何者かと言うと渡辺プロダクション創業者の渡辺晋・美佐夫妻の長女で
ワタナベエンターテインメント社長、渡辺プロダクション副社長。
さらにビスケットエンターテインメントの設立者。
そして、吉田正樹氏はワタナベエンターテインメント会長でもあるんです。
と言うことはゆきりんやあきちゃの所属事務所のオーナー。
しかも、秋元康氏が受賞した「渡辺晋賞」を授与した人。
なんとなく見えてきたものが. . .
出来レース?
いや、そんなふうには想いたくないけど。
それとも、岩崎氏が会社員となってしまったってことは
AKB48とは切れてしまったってこと?
ん~ん、まさか嫌気がさして離れたってことないよね。
冒頭に挙げた作品はかなり深い内容で
これを書いた人がAKB48の周辺にいてちゃんと意見が反映されていれば、
こんな杜撰な組織にはなっていないと思うけど。
やっぱり、風通しの悪い会社なんだね。
「秋元康事務所」って。