昨日の話に戻りますが、
なかなか握手会の列が動き出しません。
とにかく動き出すまでは並ぶまいと決めているので
ベンチでその様子を眺めていました。
列は伸びる一方で施設の外にまで行ってました。
ようやく動きがあったのが14:15くらい。
一抹の不安が脳裏をよぎるが、いまさら慌ててもしょうがない。
主催者の良識を信じて待ちの姿勢は変えませんでしたが、
CDの追加は余分だったかなぁとは感じてました。
14:30過ぎに列に付いたのですが、進み方が遅い. . .
剥がしが緩いのは歓迎だけど、
状況を把握してるのかと思えるくらい遅々として進まない。
7枚の握手券は使い切れなそうな雰囲気が漂う。
周囲の会話も凡そ悲観的!
なるようにしかならないよと自分でも不思議なくらい焦りがない。
何とか、はるなちゃんが見えるところまで来たら早かった。
少し構えてしまった1回目は
みぃちゃん、たかみなにはすんなり
「明けましておめでとう!」と言えたのに。
はるなちゃんの前でまず「来たよぉ。」と言ったまでは良かったけど
はるなちゃんが話しているのに被せ気味に「また来るから。」だって . . .
せっかくなのに聞き取れませんでした。
何をあせってしまったのかなぁ。
気を取り直して2回目でやっと
僕「改めて明けましておめでとう。」
は「あけおめぇ!」
いやぁ、めっちゃかわいい笑顔。
本日のミッション完了って感じ。
その余韻が冷めやらぬうちに3回目。
15:00過ぎてしまいました。
このころから列の最後尾にいるスタッフが
「3時30分になったら握手会は終了します。」
「過ぎた後に持っている券は無効になります。」だとぉ、こらぁ。
いまのいままでCD売っててその言いぐさは何なんだよぉ。
なめてんじゃねえぞ!
気を取り直して
僕「今年もよろしくねっ!」
は「よろしくぅ!」
きゃあぁぁ、かわいすぎる。
もう終わってもいいよぉ、嘘ですけど。
そのころか、「時間を10分延長して3時40分までにします。」
なんてふざけたお知らせが. . . . .
子供のお使いでもあるまいし、まったく。
10分の延長だなんて!
その間もマネージャーさんらしき人がしきりに携帯で連絡していました。
とはいえ、予断をゆるさぬ状況には変わりない。
覚悟を決めてはるなちゃんに
「最後かも」って伝えようと決めた4回目。
僕「最後になるかも、次は2月かなぁ。」
は「そうなの?2月ぅ?」
今年の抱負すら未定の人に2月の予定を確認した僕がバカでした。
明らかに人の輪が小さくなっている。
まだ行けると判断して再度列に。
すると、髭ののんきそうなおじさんが
「何回目くらい?」と聞いて回っています。
前の人が「5日目。」と答えると
「へぇ~!」
僕にも聞いてきた。
「5回くらい」と答えると
「みんなそのくらいなんだ!」なんてとぼけたこと言ってるから
「現場でCD売って煽るんだからそうでしょ。」と思わずはき捨ててしまった。
このフランクミュラーのおやぢは関係者だったみたいです。
自慢げにしている時計を見ながら「もう無理じゃない?」みたいなこと言ってるし。
余裕でたどり着いた5回目。
2度目のお別れの言葉を
僕「なんとか来れたけど、もうだめかも!」
はるなちゃんは首をかしげるばかり。
確かに答えようがないよね。
時間を確認するとまだ33分。
全然行けるじゃん!
合わす顔がない6回目。
僕「大丈夫だった。また来たけど、もうだめかも。」
は「うん、なにが?」
このころはもう1往復の会話すら難しく誰と何を話したかなんて
覚えられるはずもなく、
僕も何か答えてもらおうとは考えていなくて
少しでも会えればの気持ちでした。
でも、さすがにオオカミ少年状態に我ながら嫌気がさし、
ほんとうに最後になった7回目は
僕「もう言い訳の言葉もないよ。」
は「言い訳???」
わからなくていいんだよ、深い意味はないから。
ただ、行っておきたかっただけ!
慌ただしいこと限りない後半だったけど、
僕だけに向けられたあの笑顔が見られたことは
来た甲斐がありました。
でも、嫌ってほど分かってるんだよぉ。
帰りがどれだけさみしいかは!!!