現在中学3年生の娘は
小学5年生の秋から
突如不登校になりました
不登校になる直前までやっていた習い事は
英会話スクール
スポーツ少年団
日能研
学校から持ち帰るテストは
ほとんど100点しかなくて
日能研では成績優秀賞の賞状を
貰うことが多々ありましたが
絶好調に思われた娘の人生は
ガラガラと音を立てて崩れていき
不登校であること
そして小学3年生から積み重ねてきた
私立中学の受験を諦めざるを得ないという現実を受け止めるまでに
私自身も
かなり葛藤がありました
今でこそ
生きているだけで充分なんだ
と心から思えていますが…
この気持ちになれるまでは
言葉では言い表せないほどの苦しみを
娘と一緒に味わっています
勉強に拒否反応を示し
今まで全く勉強をして来なかった娘が
ちょうど
1週間前
急に
今までの遅れを取り戻したいから塾に行きたいんだ
と私に言ってきたのです
予測していなかったお願いごとだったので
少しだけ動揺しましたが
娘が
こう思えたのは
ズタボロになった心が回復した証
値段だけを考えると
集団の学習塾の方がいいけれど
娘にどの塾がいいか
自由に選んでもらった結果
2対1の個別指導塾
になりました
塾の先生にどんなふうに思われるかなんて
考えることは無意味
不登校4年目
勉強から全くと言っていいほど
遠ざかっていた娘の現状を包み隠さず
ありのままに伝えました
私たちの思いを
汲んでくれた塾長さんは
娘に笑顔で
焦らなくて大丈夫
週2回まずは数学から始めて
慣れてきたら
心が無理にならないか様子を見ながら
夏休みに出来る限り挽回しましょう!
と暖かく受け入れてくれたのです
一歩進めたことが
本当に嬉しくて
胸が熱くなりました
ただし
ここは学習塾
誰彼構わず受け入れる場所ではないことは
百も承知の上
入塾するにあたって
塾長と
ある約束を
交わさなければならないのでした