神話の章(1) | CRIS0302のブログ

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昔書いたやつをちょっとずつ直して、アップさせていただいています。

神話の章(1)

世の始まりに、神がいた。

神には、創造と破壊という二つの力があった。作り上げ、破壊して、また作り上げる。
その循環の中で、神は空を創り、大地を創り、そして生き物を創った。

最後に創ったのは、人間だった。

人間は、神に一番近い形をしていたが、鋭い爪も、素早い足も、丈夫な肌も持ち合わせていなかった。
そのため、人間は他の生き物に居場所を奪われ、みるみる弱まっていった。

ついにその数がわずか12人しか残らなくなり、それをかわいそうに思った神は、自分の力を人間に与えてしまった。