クリプトンの主なお客様(出版放送メディア) | 英語テープ起こしクリプトンのブログ

クリプトンの主なお客様(出版放送メディア)

クリプトンのお客様(業種)を紹介する連載記事の第4回は、出版放送メディアで働く方からの英語テープ起こし活用事例を紹介します。


■バックナンバーはこちら
クリプトンの主なお客様(医療関連サービス)

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クリプトンの主なお客様(大学研究者)

http://ameblo.jp/criptonjp/entry-10716133509.html
クリプトンの主なお客様(翻訳会社と日本語テープ起こし会社)

http://ameblo.jp/criptonjp/entry-10702364925.html


英語テープ起こしクリプトンのブログ-お客様内訳

11月にも取り上げた上のチャートを見ると分かるように、クリプトンのテープ起こしをご利用されるお客様の約10%がメディア業界の方です。


ここで言うメディアは、大きく分けて出版会社(大衆向け月刊誌、学術専門誌、英文専門誌など)と、放送番組制作会社(厳密には放送局ではなく、番組制作供給会社)を指します。いずれの場合も、テープ起こし需要が発生する理由は想像に難くありません。


それでは、これらの企業ではどうしてテープ起こしのニーズが発生するのでしょうか。


(1)インタビュー取材の機会が多い


出版社・番組制作会社のいずれの方からも圧倒的に多いご依頼が、インタビューの録音内容を書き起こしてほしいというものです。著名人との対談を執り行い、それを記事(または放送可能な番組向け)に編集するのが主な仕事であるエディターにとって、膨大な収録時間に及ぶスピーチ内容を書き起こす作業は大きな時間食いになります。かといって、取材中の手書きのメモと記憶を頼りに記事を執筆していくのは非常にリスキーです。


番組制作会社のプロデューサーやディレクターからのテープ起こしのご依頼は、特に海外ロケを行う場合に多いです。これは、最終的にスピーチ内容を日本語に翻訳し、字幕として利用するニーズがあるからでしょう。


(2)影響力のある会議やセミナーを記録し、記録・書籍出版するニーズがある


会議やセミナーなどのイベント取材は、定期刊行誌のためのインタビュー起こしなどとは異なり、ひとつのプロジェクトが50時間規模になることもある大きな仕事です。これを出版社が社内で全て書き起こすことは、少数精鋭である編集者の大きな時間を割くことになり、結果として専門業者に外注するよりも大きな対価を払うことになります。


出版形態によっても様々ですが、ひとつのセミナーを書籍化する場合は「えーと」や「あの~・・」といった講演者独自の語り口・臨場感をそのままに反映し、テープ起こし原稿にほとんど手をつけない形で書籍化をするケースもあります。ただ、多くの場合は不要な部分を割愛し、要点のみを抑えた形に編集し、書籍となります。


(3)著名人の講演を、出版社が企画・開催することがある


著名な学者や有名人を著者に抱える出版社では、新刊本のプロモーション目的または出版専門分野に対する理解を一般聴講者に深めてもらう目的での定期的勉強会・ワークショップ開催を行うことがあります。セミナーの模様を、当日参加できなかった人たちとも共有するため、またはイベントアーカイブとしていつでも参照可能な形で記録に残すために、録音内容を文書化するニーズが発生します。出版社は講演企画・運営の役割も担っていることが多いのです。



クリプトンのお客様を紹介する本連載記事では、主に中間業者である法人のお客様に「クリプトンの英語テープ起こしって、どんなところで使われるの?」という疑問にお応えする目的で執筆していますが、少しでも販売の際の参考になれば幸いです。


次回はカスタマーサービスの千田が、クリプトンの便利な使い方メモをご紹介します!引き続き宜しくお願いします。