クリプトンの主なお客様(大学研究者) | 英語テープ起こしクリプトンのブログ

クリプトンの主なお客様(大学研究者)

11月10日のトピック(クリプトンの主なお客様:翻訳会社と日本語テープ起こし会社 )に続いて、今回のクライアントスタディーでは大学研究者の英語テープ起こしニーズを取り上げたいと思います。


クリプトンにとって、大学研究者のお客様は最も主要な個人のお取引先です。国際的現場で高度な専門分野を研究対象としている研究者や、アカデミックな場面で多様なバックグラウンドの知識人と交流することの多い大学関係者の方などが、英語のスピーチに触れ合う機会が多いというのも納得できます。


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また、研究者とひとくくりにしていますが、総務省統計局の「科学技術研究調査 」のカテゴリ分けに基づくと、(1)企業等、(2)非営利団体・公的機関 (3)大学等 と、大きく3つのタイプの研究機関の研究者に分類することができますが、クリプトンで特にお取引が多いのが(3)の大学に所属する研究者・教授のお客様です。


ちなみに、同じく総務省統計局からの調査によると、日本における研究費の対GDP比は3.78%(平成20年度)、人口1万人当たりの研究者数は51.5人(平成21年3月31日現在)となっており、いずれの場合も主要国のなかで1位を誇ります(参考 )。日本はやっぱり研究大国ですね。


クリプトンをご利用いただいている研究者の皆様は、次のような大学機関です(一部抜粋)。


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東京大学/大阪大学/早稲田大学/東京工業大学/京都大学/一橋大学/広島大学/岡山県立大学/首都大学東京/横浜国立大学/京都教育大学/学習院女子大学/聖路加看護大学/人間総合科学大学/東北大学/ その他
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また、これまでにクリプトンをご利用いただいたことのある大学・研究機関では、すでに弊社(カクタスコミュニケーションズ)の名前が業者登録されています。一覧はこちら からも確認できます。



それでは、大学研究者の方たちは英語テープ起こしをどのように利用しているのでしょうか?
主に、以下の3つのタイプが挙げられます。


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ヘッドフォン大学研究者の英語テープ起こし利用パターン


(1) 大学講堂を会場とした、シンポジウムやワークショップの講演起こし
(2) 学会総会での研究発表やディスカッションのスピーチ起こし
(3) 言語分析(第二外国語習得)研究のための、英語インタビュー起こし

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(1)については、最も一般的なお問い合わせ、かつ直接シンポジウムの主催者である(場合が多い)研究者ご本人からの依頼である場合が多いです。海外の大学から教授や博士を招いての特別講義や、または海外に出張された日本の研究者が現地研究機関にて行った講演をテープ起こししてほしい、というケースが多いです。修士課程以上の研究生であるオーディエンスとの活発なパネルディスカッションを設けている場合もあります。


(2)の学会などの研究発表起こしは、大学研究者個人というよりも学会としてのご依頼が多いです。時々、ICレコーダーをポケットに忍び込ませて学会の講演内容を事後記録として残しておく方もいらっしゃいます(でもこの場合、非常に音が聞き取りにくくテープ起こしに苦労する素材となります・・)。発表者がプレゼンテーションに準備したスライド資料や、プログラムの次第などの補助資料を録音データと併せていただくことで、専門用語や発表者の名前・肩書き・所属機関名なども正確に把握することができ、難解な学術分野であっても作業者の作業精度を上げることができます。


(3)は最近依頼が増えているケースで、研究者のお客様に特有といってもいい英語テープ起こしの利用法です。たとえば、日本人の外国語習得状況や幼児の第二言語習得に関する言語分析を行う際、ある決められたテーマの短いインタビュー(もしくはスピーチ)を複数の被験者に実施し、定量分析するというものです。この場合、文章としての読みやすさよりもインタビュー回答者のスピーチの忠実さがテープ起こしに求められ、「ええっと・・」や、「あの~」などのあいづちや間違った発言の言い直し、文章的に無意味な言葉を一語一句忠実に書き起こすことが求められます。


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また研究者の方に特徴的なのは、英語のテープ起こし原稿を日本語に翻訳するニーズが他と比べて少ないことです。確かに、研究者が情報発信する対象が自分の研究コミュニティ以外に、一般の国内大衆ではなくむしろ海外の研究コミュニティに対してであることを考慮すると、確かに英語のままで問題ないのかもしれません。


余談ですが、クリプトンが生まれたきっかけも実はある研究者からの問い合わせでした。当時、カクタスの英文校正ブランドエディテージ を利用していただいた研究者の方から、「英語のスピーチを録音したデータがあるから、それを文章として書き起こしてほしい」という質問があり、それをきっかけに英語テープ起こしの専門ブランドを立ち上げようという話になったのです。クリプトン誕生秘話(2004)でした。



次回のブログは、テープ起こしの原稿の質を向上させるためのカギを、トランスクライバーからお届けします!
11月に入り、アメブロを初めて早7回のトピックを立てましたが、内容は参考になりましたか?


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