今日も一日中考えていた。

 

これがモノになりそうなのか、ならなそうなのか、を。

 

上から命じられた作業をこなす仕事でも、それなりに自分で考えられる部分はあると思うし、これまでも、自分のオリジナリティを出そうとして創意工夫してきたのだが、今俺が任されているポジションは「全くの白紙状態から何か創造しろ!」という役割の仕事なので、ほぼフリーハンドで自由にやれる権限を与えられている。

 

「フリーハンドっていいよな♪」と思ってたけど、いざ、それ任されてみたら、「手綱なしで綱渡りしろ!」と命ぜられてるようなもんなんで、ある意味、楽であると同時に、得体のしれない恐怖心が隣り合わせにある。

 

カッコよく言えば、クリエイターってーの?

 

考えることが俺の仕事

 

でも、音楽業界とかゲーム業界とかのコンテンツビジネスじゃないのに、「白紙状態からクリエイトしろ!」と言われてもねー・・・

 

クリエイトするには、コダワリとかが大事なんだろうけど、コスト意識とか出口戦略(落としどころ)とかも考えなきゃいけないじゃない?

 

なんぼでも予算使っていい

 

って訳じゃないんだし。

 

予算も時間もないのに、いきなり「ロケット打ち上げろ」、「原子爆弾を作れ!」とか言われてもさ。

 

その中で、あんまりチマチマした姑息な成果を出すことに走るのも如何か?と思う気持ちもありーの、かといって、できもしない壮大な妄想に囚われて時間を費やすのもどうか?と。

 

 

結局、プラス材料、マイナス材料、両方を列挙してみて、どっちが優勢かな?で判断するしかない。

 

プラスとマイナスが、3対7なら降りて、4対6なら、「検討に値する」みたいな判断をするとかさ。

 

1対9でも、やれると自分が踏んだらやればいいとは思うけど、まずその前に、多少の実績を積まないことには説得力がない。

 

よく言うところの「小さな成功を積み重ねる」理論やね。

 

俺もズルいな。

 

ズルくやらなきゃ、原子爆弾を作るための予算も取ってこれないし、研究開発の猶予期間もゲットできない訳だし、まずは試験管の中で核融合をやってみせないことには始まらない。

 

多少はハッタリをかますために鉛筆も舐めなきゃいけない。

 

今時、その辺にゴロゴロとダイヤの原石が転がってる訳でもないので、人が行かないジャングルやら砂漠地帯を金属探知機を持って歩き回るみたいなことをやらないと。

 

そうそう、金塊を積んだ沈没船を探索するトレジャーハンターにしても、「ギリシャ時代のコインを1枚発見しました!きっと、この海域にはお宝が眠ってるはずです!」とかアピールしないと活動費用を出してくれるスポンサーが見つからない訳だし。

 

お宝を探す前に、まずはスポンサー探し

 

が、トレジャーハンターになれる要件だったりする。