Burning Bridge

Bridge Burning


「橋が燃える」、「橋を燃やす」という表現がよく出てくる。

何かと思ってたら、英語の慣用句で、「後戻りできない」とか「過去を断ち切る」とか「縁を切る」とか「退路を断つ」、「背水の陣を敷く」とか、悪い意味では「取り返しのつかない過ちを冒してしまった」とか色々の意味で使われるみたい。

「橋なんか普通燃えないよな」っていうのが普通の感覚。

橋が燃え落ちてしまうと、日常生活にものすごく支障を来すことはなんとなく理解できる。

今、自分が渡ってきた橋を燃やすことで、もう後戻りできないと決意することみたいなのが真意としてあるらしい。

帰り道が残ってると自分の決意が揺るぐからね。

帰り道を塞ぐ、退路を断つという意味で、一番適当な表現が「橋を燃やしてしまう」という比喩の言葉になったのかもしれん。

そのうほうが詩的やし。

橋を使った表現には「架け橋」というのがある。

これに対応する英語表現は見当たらないようだ。

架け橋をネットで調べると「temporary bridge(仮の橋)」とか出てきて、いまいちしっくりこない。

そう言われてみると、「架け橋なんて大きなこと言ったって、所詮は仮の橋でしかないんでしょ!?」というのもありかもしれん・・・

じゃあ、橋じゃなくてトンネルを掘ればいいやん!!

っていう屁理屈も出てくるが、やっぱ、トンネルじゃ詩的じゃないなぁ・・・

なんてくだらないことを俺は考えてるんだろうか・・・

いや、いや、暗喩(メタファー)のことを考えてるんですて。

直截的な表現より、メタファー表現のほうが人の脳はシナプスが繋がりやすい。

「バカの壁」が下りにくい。

養老孟司の「バカの壁」は買って読みだしたものの途中で挫折した。

だが、

人は、自分のいやな事、知りたくない事、興味のない事に対して、「バカの壁」を作って、その情報を無視しようとする。


ってー部分については、なるほどなーって納得してしまった。

普段、自分が「いかに『バカの壁』を下さないようにするか」を意識するようになった。

そうすると、子供になるしかない。

裸の王様を指摘したのは子供だけ。

王様に取り入ったのは詐欺師。

詐欺師は「私は馬鹿には見えない世にも不思議な布地を織る事が出来ます」と言って王様に近づいた。

自分を馬鹿だと認めたくない大人たちは、裸の王様を見て見ぬふり。

その時点で「バカの壁」を自分で下してしまう。

そういう意味では「鉄のカーテン」ならぬ「バカのカーテン」のほうがしっくりくる。

しかし、詐欺師も賢いと思う。

大人たちがやたらと気にする「常識」が何によって形成されているか理解している。

これは怖いことだよ。

アンデルセンが「裸の王様」を書いたのは1800年代。

アンデルセンは、ただ単に、世俗で語られてる話を集めて童話にしただけとも言われている。

それから200年が経ち、今はどうなんだろう?

昔は「王様が絶対権力者」だったが、今はそんな分かり易い「権力者像」ではないだろう。

左翼とか自称リベラルとか言ってる人らは安倍政権を、それに見立てるのんだろうけど、俺は違うと見てる。

ほんとうに民衆を欺こうとしているのは誰か?

そこやね問題は。